僕のジェミニ
」のレビュー

僕のジェミニ

森川侑

繊細な世界観

2021年4月25日
繊細で触ると壊れそうなキラキラした世界観で、息が詰まるような、息を殺しながらこの本を読みました。赤毛の子は私たち読者のようで、双子の世界を覗かせてもらえて良かった。綺麗で悲しくてとても言葉では言い表せない。もう読みたくないような何度でも読みたいような、また双子に会いたいような、記憶の中だけで良いような、私にとってそんな作品です。
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