無駄飯食らい認定されたので愛想をつかし、帝国に移って出世する ~王国の偉い人にはそれが分からんのです~
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無駄飯食らい認定されたので愛想をつかし、帝国に移って出世する ~王国の偉い人にはそれが分からんのです~

相野仁/澄沢ソウタ/マニャ子

読めないことはないです

ネタバレ
2021年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実は実力あるのに王国で雑魚扱いされてた主人公が、帝国行ったらスゲー!扱いされる話です。
帝国で花形である討伐隊に入り、活躍するところはよくある話でまあいいのですが、その隊長である少女が可愛らしい。
「ドジっ娘だが実は実力者でお偉いさんフリフリ魔法少女マニア」には歓喜するような少女なんです。
しかしメガネが惜しい。
メガネしてれば真面目そうで大人しく、賢そうに見せたい作者の甘い考えが丸見えです。
この少女は主人公の強い魔法に何度も驚きますが、普通に考えて異世界で度入りのメガネしている方が僕は驚きです。
そんな加工技術あるなら魔法よりもっと違うもの作れるだろと。銃とか大砲とか。
さらに言えばメガネがあると言うことは視力検査があるということです。視力に合わせてメガネを作るわけですから。
つまりこの可愛いドジっ娘は「右、下、左!」「視力0.01ですね。適当に言うなや」「はうぅ…」というやりとりがあったということです。技術どころか医学も進んでいるためヒールの必要性もなくなります。もしかしたら健康保険もあるかも知れません。

つまりメガネひとつでここまで異世界をぶち壊すことになるんです。気をつけて作品を作って欲しいものです。
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