このレビューはネタバレを含みます▼
5巻まで読み終えました。
母親が息子の静一君を愛しく思う気持ちは、結局は自分の為なのだと感じる。
私もそうだったが中学生ってまだ学校と家が自分にとっての世界の全て。母親に溺愛されていたなら尚更。静一君にとって世界の多くを占めていた母親に突き放されるのは、世界から見放されたことと同義なんだろう。こんな家が実際にあるのだろうと思うと心が締め付けられる。
この漫画は絶対にハッピーエンドにならないんだろうなぁと、続編が気になるけど憂鬱。
そういった意味ですごい漫画だと思う。