このレビューはネタバレを含みます▼
電車で立ったまま人の胸で寝てしまったDKを親切心(ちょっと下こごろ)で連れ帰るとかさすがblだなぁと思ったけど、良視点で、疲れた日にセイジロウをカッコ良い大人だなぁと思いながらウツラウツラするところで、お互いに最初から好印象だったというか、運命っぽいじゃない！とキュンとした。作者がエロいのを描きたいが恥ずかしいーと後書きで仰っていて、絡んでいるところそのものが短めなのはそれでかと思ったが、キスするところとか、それまでの過程の気持ちの動きとか、セイジロウが卒業式後の良に、それまでの理性のタガを外すところとか、とてもエロくてやはりキュンとした。基本的に2人で話が進んでいって当て馬とかもでてこないが、良のお弁当からおかずをつまむお友達だったり良に抱きつく弟だったり、セイジロウに話しかける同僚だったりが短い場面でさりげないがきちんと人間関係があるように書き込まれているところもリアルさが感じられて良かった。我慢しなくて良くなってからのその後の2人の生活感も良い〜。
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