このレビューはネタバレを含みます▼
ウノハナ先生の作品、涙必須ですか?
電車で読みかけのページ開いて読んでたら、もう降参です。泣きそうになって、慌てて閉じました。あぁ、ウノハナ作品は電車で軽く読めないや…
幼馴染みに片思いしている勇十の心情が、ナレーション的に語られながらスタート。既に切なさを漂わせます。一生胸に閉まっておく気持ちを、ふとした事で穂に聞かれてしまい……
穂の戸惑いや、大切な絆を失う怖さがひしひしと伝わる一方、勇十が平静を装いながら、失恋の覚悟をする姿に胸が痛くてたまりません。ウノハナ先生、泣きますってば…
穂が頑張って勇十を好きになるようにしても、好きな気持ちは頑張ってするものじゃないし、人の心はままならない(泣)
一番近くにいた幼馴染みが、一番遠くに感じるなんて、そんな哀しいものはないですよね。
離れてみてわかる、気づかなかった本当。
勇十の幸せな涙が胸を打ちます。あぁ、また涙。
後半、穂の目線で物語が進みます。
恋人昇格の二人。進みたいけど躊躇している穂ですが、ゴロゴロ転がりながら勇十に身体を預けた穂がなんとも可愛らしくて、愛おしいんです。ゆっくり二人で進みましょ♪
良かったぁ。今ならお得に半額です。5月6日まで。