このレビューはネタバレを含みます▼
作家さんのファンです。
今回、新作を見つけて即購入。
絵も綺麗ですし、話もキチンと読みやすいかなと思います。
SM系の作品としては優しい方かなと思います。
内容は、成瀬が通っていたSMクラブに所属するご主人様とのお話。名門校の教職員に赴任するため、SMクラブから退会するところから話が始まります。もう会うこともないだろうと思っていた矢先に、教師と生徒の立場で出会うわけですが。
まさか最愛のご主人様が高校生とは、こちらもドキドキしてしまいました。
お気に入りだったシーンといえば、潮時と言ってからモニター室で連絡が来ないのを待ってるシーンからですね。
俺の犬を隠したいでは、「もー!早よ隠してあげてよ!」と思い、すぐ行動するところは、堂山の可愛らしさかなとも思いました。成瀬の勘違いからの卒業まで言いつけを守れたらの堂山の顔は、最愛のご主人様顔でした!!
しかし、このご主人様。なかなかのドSです。
肉体的苦痛を与えるわけではなく、
(他作品のSMって、まぁすぐとは言いませんが入れることが多いわけですが、)
この卒業までお仕置きからのお預けをさせる。
そこからの待てを約2年以上!!
成瀬にとっては、最高の愛でもあるわけですが、
そしてご褒美シーンは、みちのく先生の良さが溢れてました!!
私としては、堂山の叔父さんが気になります。甥っ子が可愛いと思ってるのが分かるからこそ、彼のドSっぷりを見たいと思ってしまいました。
出来れば、もう少し続きが読みたいかなとも思います。
購入しても損はない作品です。