このレビューはネタバレを含みます▼
一目惚れだったのかな、エイトくん。ハチくんの存在を気にして、ハチくんとの些細なやりとりに密かな喜びを噛み締めてる辺りが、青春ですね (^^)
なんとも甘酸っぱく初々しい。
失くしてしまったハチくんの定期を、見事見つけたくだり。めちゃくちゃ好きなんじゃん~って思っちゃいました。どれだけ仲良しでも〈 友だち 〉相手にはそこまでしないよ、エイトくん。チャイムが鳴る中を自分の教室へと全速力で走っているであろう背中が、カッコ良かったです。
理系と文系の2人はそもそも接点がなく、共通の友だちもなく、教室も生活も違う。顔見知りにならなければ、校内ですれ違ったことさえ分からなかった過去の2人。そんな彼らが、ゆっくりと、でも確実に互いの距離を詰めていく様に、キュンキュンしました。先生の雰囲気ある作品が大好きです(^^)