このレビューはネタバレを含みます▼
作家さん買いです。ナルシストの自信家、永瀬が定食屋の息子、ノンケ仁に一目惚れして定食屋に通い詰め口説き落とすコメディ。なぜに短編？まるっと表題作で読みたかった。常連客も仁の親父さえも皆、地道に思いをぶつける永瀬を応援してたり、クスッとした笑いがふんだんに盛り込まれているが、強情な仁が永瀬の素を見つめ抉りながら心を変化させていくシリアスシーンも。エロ無しだけど描きおろしに永瀬の回想として少し。興味津々な常連客や仁の親父に回想しながら披露とか、そりゃ仁怒るわw他短編2つ。法要の為に祖父母の家に帰った理人は、寺の後を継いで僧侶になった幼馴染み正美と十数年ぶりに再会。興味本位で正美とキスしたことをずっと忘れられずにいた理人。子供の頃は臆病な泣き虫で理人が守っていた正美が、社交的に笑顔を振りまく男になり、きっとあのキスの事も忘れているだろうと思っていたら…な物語。てか、なぜに短編?(泣)これもまるっと表題作でお願いしますよ。もう一つはケモ耳獣人なお話。立ち読みで読んで探してた(嬉)。ペットが居れば誰もが夢見るお話。これもなんで短編(泣)…ハズレ無しの1冊！
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