このレビューはネタバレを含みます▼
真面目で健気な新人AD・宮坂×綺麗な顔の鬼ディレクター・矢野。テレビの映像制作会社で出会った二人のお仕事BL、全11巻(シリーズとしては10作)読了。すっごくよかった、めちゃくちゃ面白かったー!なんとなくのなりゆきで仕事を始めた宮坂が、業界の裏側や制作現場の厳しさを知り、荒波に揉まれながら矢野さんを原動力に頑張る姿が本当にいい。宮坂が愛してやまない矢野さんの超独特の存在感も際立ってる。矢野さんと矢野さん(仮)とか可愛すぎる。他のキャラもみんな生き生きして、いい人がいたり嫌な奴がいたり、解決しないまま流れていく出来事があったり。そういう日常の連なりが主に宮坂目線で映し出されていて、なんだか自分もずっと一緒に歩いてきたような気になりました。大満足だけどもっともっと読みたい!今後もお仕事関係なく…とのことですが、どうにかしてその後のお話も読めるといいな。