ゆびさきと恋々 プチデザ
」のレビュー

ゆびさきと恋々 プチデザ

森下suu

絵はキレイです。

ネタバレ
2021年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生になって、新しい出会い、恋して広がる世界!…の話に障害設定っていらないような気がします。話題作りのため?
今まで障害でうまくいかなかったことや辛いことがあったけど、懐が広い彼との出会いで素敵な日々になっていく…なら分かりますけどそういうわけでもないし。理解者っぽい幼馴染の彼もいたみたいですし、主人公も素直な子なので変な距離で避けられるよりはむしろ人が助けてくれるでしょうし。
障害設定だから悲しいエピソードを入れるとかそういうわけではないのですが、読んでいるとふつーに出会ってふつーに好かれて付き合えてイチャイチャ、愛のやりとりがゆびさきってだけです。
そういうゆびさきの奥ゆかしいやりとりが描きたかっただけでは?と思ってしまったり。
キャッチコピーが、大学生活で出会った彼のおかげで広がる私のきらきらした世界なら分かりますけど、障害のある女の子のラブストーリーならちょっと「ん?」となります。設定ミス。
★ストーリー展開としては普通に大学生のほんわかイチャイチャラブストーリーで、ヒロインがただ障害があるよ、ぐらいの位置付けならいいのに。1話からこの子は障害があるんです、みたいな描き方だとそれを軸としたストーリー展開に期待してしまう。(タイトルもそう思ってしまうし)
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