色づくΩは恋に啼く
」のレビュー

色づくΩは恋に啼く

木南いろ芭/アカギギショウ

番をなくしたα×旅館を運営する番なしΩ

ネタバレ
2021年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 番が居ないのに旅館を営むΩということで、周りから煙たがれてる受。受に片思いしているβの友人。とある事情で受の旅館に泊まりに来たαのお客。
3人がメインのお話でした。

攻が「言葉足りない」という設定もありましたが、お話自体に言葉が足りない感じがしました。深く考えたらこういうシーンは恐らく現実には起こりそうにないな、というところがちらほら。なんでこのシーンこんな感じにしたんだ?と疑問に思うところもいくつか。
細かい疑問が重なって集中して楽しむことはできませんでした。
それなのにトントン拍子で話は急速に進むので不完全燃焼気味。

番をなくした攻×番なしの受だから切ない話かな?と思ってましたが、旅館を運営する奮闘話がメインでした。
なくした番が絡んだ切ない話を期待していたので、ちょっと期待はずれ。攻が番なくした設定はなくてもいいレベルかも。
テーマは好きだったので、自分に合わなくて残念でした。
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