童貞に愛なんて叫べない!
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童貞に愛なんて叫べない!

山田パピコ

親友兼恋人

ネタバレ
2021年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙本の2巻のタイトルは『元童貞は何度でも愛を叫びたい!』なので、2巻の内容に合っている。受けの隼人はチャラいが、実は健気な美形。強がっているところがいじらしく好きなキャラ。攻めの和成は真面目でいいやつ。1巻だけでも充分おもしろかったが、2巻は隼人の救済ストーリーで完結する。好き過ぎで大切だから壊したくなくてボロボロになる隼人が痛々しかった。屋上で行為に及んだ時に教師に見つかるのではと、過去を重ねて隼人が動揺するのは胸が痛かった。浦部王子のクズ兄との胸糞展開や和成から別れようと告げたシーンは辛かったが、仲直りして、またラブラブになったので安心した。エッチありきの関係は気になるが、お年頃だから仕方ないかな。過去の恋愛に傷付く隼人を包み込む和成の大きさが眩しかった。俺達ずっと親友でいて良かったな、普通に付き合うだけだったら、きっとこんなにも好きになってなかった。誠実な愛がひたすら尊かった。描き下ろしの48手カード笑 4.5
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