ゴーストライター
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ゴーストライター

ひつじま羊

胸が締め付けられた

ネタバレ
2021年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説家をメインキャラにした作品で、文字を紡ぐ作家の繊細さが伝わりました。
小説家を目指していた書店員の修一×スランプに陥っている若手の作家・光。
ゴーストライターという修一の話を受け入れ、信用し心も体も修一に依存していく光。光の素顔が本当に何もない若い男の子で、繊細さゆえに泣き顔が多かったのですがそれがまた扇情的でたまりませんでした。
光を陥れようと近づいた修一でしたが、光の素顔を知り惹かれてしまって後悔している姿を見て胸が張り裂けそうでした。
色々と事件はあったものの、修一が本を描けるようになり、また光も書けそうだと前向きな話をしていたのがハピエンらしさがあって良かったです。
久しぶりに泣いた作品でした。
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