このレビューはネタバレを含みます▼
オタクリーマンの紀生と紀生に召喚された鬼の慧葉のお話。
作者買いです。
鬼を召喚とかさぞかしファンタジーな話かと思いきや、舞台は現代日本の下町&会社なので鬼じゃなければ普通のBL?くらいな感じでした。
召喚魔法の効果なのか、誰も鬼にビックリしないというかむしろ受け入れられまくっている謎の世界…。
会社に付いて来たら怒られるでしょ…w
魚屋さんとかも普通に会話していてなんだか和みました。
魔法は成就しないと離れられない運命の相手を召喚するもので、還りたがっている慧葉に複雑な思いを抱く紀生。
エッチのたびに爪を切ってくれる慧葉の優しさにドキドキするシーンがとても可愛らしくて好き。
人外ものって爪をいつもどうしているんだろう??という疑問があったので、ここに解決策を見たような気がしましたw
ラストは結構あっさりめな印象。
無事恋が成就し、還ったと思ったら一瞬で元に戻ってきたw
後書きでは鬼ヶ島に行く予定もあったとか。
是非とも続編で行ってみて欲しい。
あと、もう1人の鬼である占い師と千代ちゃんも気になりました。鬼と人間なので寿命問題が解決しないなぁ…と複雑な気持ちになりつつ、楽しく読ませてもらいました。