【単行本版】オメガ・シンドローム
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【単行本版】オメガ・シンドローム

小箱あき

面白かったー!

ネタバレ
2021年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースがまだ一般に認知されてない世界のお話なので、全く馴染みのない方でも読みやすいかも。
「オメガ症候群で子供を産める可能性あり」と突然告げられたハル×過去のトラウマからゲイとハルを毛嫌いしていたオメガの研究者で医師の葛木。
明るく優しいハルに次第に葛木が絆されて変わっていくのは可愛いけど、初Hで妊娠しちゃって…の展開は早くないですか?
その後はハルを狙う怪しい研究者とかが出てきて恋愛ものの雰囲気は薄いけど、設定とか展開が面白いです。
残念なのはDr.クラークのその後とかがあまり出てこないところ。
さらっとでいいからもうちょっとどうなったのかが知りたかった。
元々3巻完結で4巻は番外編のつもりだっただからか、急に毛色が変わって子育て漫画になっていくのだけど…
結局2人目はどうなったの?
妊娠中〜産後〜子育て期のパートナーとの悩みとか、親と子供との愛情、親世代の恋愛の葛藤とかを丁寧に描いていて良かった。
葛木の同僚の三谷や三谷のパートナーやオメガの子供達など、魅力的な人物が多くてもっと読んでいたかった。
もう少し2人のいちゃいちゃを見たかったな。
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