生贄のお勤めは、
」のレビュー

生贄のお勤めは、

博士

もー、嫌いになれなかった!

ネタバレ
2021年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 犬神様と犬神信仰のある村から生贄としてやってきた蛍のお話ですが、突拍子もない設定をよく思いつかれるな~と最初から目が離せません。港区のタワマンだと~!?ヘリで使いの者がお迎えだと~!?神様が住んでる場所なんて、お社か祠か、民家かアパートくらいしか知らなかったよって。
そんなタワマン住まいの犬神様は、横暴すぎて、モフモフは好きだけどさ~、女の人も逃がしてあげてるけどさ~、言ってることも分かるけどさ~、顔は好みだけどさ~、蛍にしてることは最低だな~、この犬神様はないわ~、好きじゃな~いって思ってました。
そこからの、4話、5話(3話終わりもだなぁ)の流れはズルいでしょ~!あー、あの話表紙はそういうことかーって分かって、くぅぅー、犬神嫌いになれないじゃないかーってなりました。1話の出会いで耳がシュンってなったのも、匂いをクンクン嗅いだのも、蛍にピンとくるものを感じたからなんだなぁ。なるほどなるほど。いや、でも、やっぱり、前半ひどくない?
だから罰があたるんだ。うどんの存在を知ったときの半ベソ。クククッ、かーわいーと笑ってやりました。でも、ちゃんとハピエン良かった!蛍も嬉しそう!
描き下ろしマーキングがかなりツボで、犬神のあの意地悪そうなしてやったり顔は最高でした。←結局犬神に絆されてる。
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