底辺部下の逆襲!
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底辺部下の逆襲!

案丸広

下剋上ってそういうのね!

ネタバレ
2021年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は、ただの下剋上ものではなく、しかもマウントを取り返すのでもなく、あくまで攻めの本木は自分は犬、受けの春日を主人としているところが少し斬新でした!
少し、最近流行り出しているdom、sub設定ぽい印象が本当に多少ですが個人的にはしました。
しかも攻めは、自分の主人は、ずっと同じとは限らない。とまで圧をかけているので、そのなんとも言えない感じが好きかどうか、この作品に対して好き嫌いが別れそうな気がします。
あと軽〜くそういう意味では病み系分類なのかな?
基本的に作者様が明るいのか、主人公の春日の突っ走り具合とか、ところどころなんか同期との笑えるやり取りなど出てきて、完全にシリアスとまではいかない感じがかえって私は良かったです。
なので、重すぎませんでしたのでご安心を。
強いていえば、あと1話くらい二人の話が読んでみたかったです。
間違っても一途ワンコ攻め♡可愛い♡という話ではありません汗。むしろ時々垣間見える獰猛な感じが、また雄って感じがして、その分えちエロもなかなかでした笑。
攻めが受けに付ける噛み跡が、なんともエロく所有物というか所有権を主張していて、個人的にそこも好きです。
主人が上というより、犬が中心でまわる世界というのが、この二人の行き着いたところのようですね。
あとこの他に表題作に出てきた主人公の春日が、なやむと相談をしていた同期の茅野の話...スピンオフですね。それが2話は入ってました。
褐色肌フェチ茅野とデリ○ルボーイとのお話なので、基本エロえち描写多いかったと思うのですが、まあ、茅野のフェチ振りが変態の域だったので明るくて、笑ってしまうお話でした。
表題作で出てきた二人の感じだともう恋人同士な感じだったので、いつそこまでの関係性まで発展できたのか、スピンオフの続きも何気に気になっています笑!
描き下ろしのダブルデートには、爆笑!!!
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