虚妄の女王~辺境警備外伝~
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虚妄の女王~辺境警備外伝~

紫堂恭子

2巻以降が気になる

ネタバレ
2021年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 辺境警備からファンでずっと読んでいます。「逃げる少女」からさらに3年後。こちらはわざわざ「辺境警備外伝」とあるので、色々期待してしまいますが、話としてはまたシリアスですね。重い…。笑いが少ないのが続きますね。
タイトルからして不穏だし、立ち読みでもわかるように、紫堂さんキャラらしく明るく愛らしいけど武人としては落ちこぼれの少女が主人公。「聖なる花嫁の反乱」のヒロインのようなパワフルさがないので、この子は絶対幸せになるよね~なんて安心して見てられない。どうなるの?大丈夫!?と不安しかありません。
ただ1巻では内容説明文までしか進みません。というか、タイトルと話しの流れで予想がつくとはいえ、1巻の最後に明かされる事実をネタバレしちゃうってどうなの?出版社さん…。
なので1巻の評価としては★3つ。
これからが本番って感じ。偽物女王は普通に大変だろうけど、今後の展開には予想がつきません。ハラハラしながらフィアンナを見守るのだけは確かかな。
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