箱の中 【講談社版】
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箱の中 【講談社版】

木原音瀬

続きも読みたい!

2021年5月19日
主人公の刑期はたかだか10ヶ月なので、話にのめり込むとあっという間に刑期は終わって外の世界に出ます。幸せを手に入れる最後で面白かった。こんなに重い重い執着的な愛情を良いなと思ってる自分がいることが不思議です。ただこの本、単行本の『箱の中』と『檻の外』が1冊になっているのですが、『檻の外』に入っている「雨の日」と「なつやすみ」が入っていません。今から『檻の外』を買おうと思っても中古で値段も高い(プレミアついてるのかも?)。なので、私の中ではまだ完結できずにいます。二人の今後を知りたい。今のままでも完結はしてますが…純木な愛情が持つ異様な側面を目の当たりにしたまま放置されてる感じ。喜多川が成長してもっと変わったのなら読みたい。お願いだから、続きを電子書籍化して売って欲しいです!!
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