囚われの蜜愛エロス
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囚われの蜜愛エロス

泉野ジュール/すみ

来年も再来年もずっと花を咲かせて欲しい。

ネタバレ
2021年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵のヒロインに目を奪われ本物のヒロインに惹かれるも彼女の安全の為に離れるしかなかったヒーロー、自分の絵を見つめるヒーローに目を奪われ惹かれ、もしかしたら海外にいるだけの関係かもしれないと思いながらも彼の言葉を信じ淡い期待をしていたのに彼に裏切られたと思ってしまうヒロイン、短い期間であれだけ想い合えて一緒にいるのが運命のような2人がすれ違ってしまうのが切なかったです。策士なヒーローの右腕の計画によって、きれいな形とは言えない再会をした2人が過去の逢瀬以上に深く激しく求め合うのがまた切ない感じでした。6年間忘れよううとしてきたヒロインと彼女との約束通り忘れたことはなかったであろうヒーローが再び出会い、お互いに葛藤しながらも今度はもう離れないと決意した2人が良かったです。すみさんの表紙が素敵だったので挿し絵でも見たかったですし、その後の2人も読みたくなっちゃいました。
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