このレビューはネタバレを含みます▼
ファンタジーな異世界ものばかり、数だけは結構な量を読み散らかしてる自分でも、あまり馴染みのないパターンです。
主人公はスラムの少年で、薬草を採取して食いつなぐも、まともに寝る所もないし、年上の少年達から強奪され、絶望的な生活をしています。転移・転生者でもなく、チートもありません。あるのは真面目、素直、向上心です。そんな主人公が、ラッキーな事にとても強く、後に師匠となるエルフから見込まれてお試しの1万イェンを貰い、男気のある鍛冶屋の助けを受け、パーティを組む仲間と出会い、一人前の冒険者を目指すお話です。
ハウツー冒険者とも言える作品で、自分はこういうの好きです。
ですが、もうちょっと先まで読みたかったなかな。きり良く終わってはいますけどね。