このレビューはネタバレを含みます▼
病気から看病していた母親王妃が病に伏せ子供の頃に亡くなり自分を責めて父親国王からもら冷たい仕打ち言葉も冷たく閉ざされ言葉も失い只叔母や従兄弟妹達や乳母と幼馴染みの息子は、ヒロインに優しく接してくれて、せめての救いでしたね。
父親国王から政略結婚を言われ結婚したけれど、周りから誤解され夫となる国王からもすれ違い勘違いや国王が妹みたいに接してる女性はヒロインには意地悪な言葉を投げかけられるし、言葉を失って可哀想過ぎて涙が出ました。
本当は、好きになってたヒロインだけど、中々手紙も渡せず動物達と話せる能力は有るのに、凄くもどかしくヒーロー気づいてよと腹も立ちながら読みました。
冷たく接するヒーローだけど、所々ヒロインを気遣いいったいなんなの?と思いましたが、最初の顔合わせから既にヒロインの虜一目惚れでしたね。
嫁に来てくれて、嬉しいはずなのに、中々もどかしく前に進めいし、段々ヒロインは冷たい人ではなく話せないのではと思いながら、変に嫉妬したりするからややこしくなり、そんだけ好きだから自分に対して微笑んで欲しかっただけかな。
ヒロインの実兄とは疎遠嫌われていると思ってたヒロインだけど、実兄皇太子は本当は誰よりも妹思いだから反乱し、間違って凶変した実父国王に対して処罰その側近をも処罰し、国を守り妹を守ってくれてたのですね。
番外編は、ヒーローの気持ちも書かれていて、素直にお互いに意思疎通出来ていたら良かったのに。
誤解も解けて、5年後には、子供達にも恵まれて、娘はおてんばになり昔の子供の頃のヒロインの様に家族仲良く微笑ましく良かったです。