白衣の英雄(コミック)
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白衣の英雄(コミック)

とよはたつばさ/九重十造

白衣プレイ

ネタバレ
2021年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず白衣というと「医者が転生して現代の治療すんだろ(笑)」と思うでしょうが、残念ながら主人公は研究員でかなり地味でした。
異世界で翼を持つ少女に拾われ、創造というレアスキルをもらう。この世界では魔法は構造などを頭に描くことが重要で、研究者だった主人公にはそれが簡単にできるという都合良すぎな展開になり、現代の食べ物やモノを作り出し重宝されますという話です。
内容は嫌いではないですがちょっと話が飛び飛びな感じと、慣れない漫画家が無理して笑いを入れてくる感じが分かり、面白いというか「必死だなこの人」と心配してしまいます。
もうちょっと気楽に笑いやツッコミを入れればいいのに無理やり絵をデフォルトさせてるのですが、それが小学生の息子に代わりに描いてもらったような手抜きみたいな絵に見えてしまい、やはり「必死だなこの人」と思わされます。まるで初めてテレビに出れた若手芸人の如く。
なので面白いマンガとして見るのではなく、必死になっている人を見たい!と思う人なら見る価値はあるかもです。
きっと「必死だなこの人」と思うはずです。
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