このレビューはネタバレを含みます▼
好きすぎてレビューが書けないシリーズ(勝手に)
今回はイシノアヤさんの唯一無二の作品、唯一無二の主人公、椿太郎です。
イシノアヤ先生はこの作品を「おとぎ話的な位置付け」と書いていらっしゃいます。うんうん、おとぎ話かもしれない。でも私の心の中には椿太郎くんは生きてるんです。
BLという括りでは測れない。椿太郎は特別な主人公です。
くるくるんとした頭、細くて綺麗で女の子みたい、でも朝はヒゲなんか剃っちゃってる椿(たろくん)は、お裁縫が得意で小物を縫ったり編んだりして生活しています。
ある日たろくんは昔の同級生、平岩と再会します。たろくんが公園で知り合った小さな可愛い女の子史生は、平岩が妻と離婚して引き取った一人娘でした。平岩親子とたろくんの不思議な関係。たろくん、平岩といるとドキドキするからって、お医者さんに行きますからね、可愛いがすぎる。
電子版では謎のままの平岩が雑貨屋さんで買ったものは、紙の本を買って読みました。平岩がとっても不器用なんですよ。でも優しい。
平岩はいかにも男、働くお父さんでたろくんとは対照的。ですがよくあるBL展開にはなりません。
でもそこには愛が溢れてる。
続きの話もありますので、たろくんにまた会えますよ。次巻は史生の成長に嬉しくなります。
レビュー数が少ないのが信じられない。みんな好きすぎてレビュー書けないのかな?