0話は、過去ではなく、、、





2021年6月6日
読む人によって、色々な解釈ができる作品です。
紛争地帯の生活は死と隣り合わせではある。しかし、安穏とした戦いの必要の無い生活に、男性的なロマン、もしくは(古い意味での)男性の存在意義はあるだろうか。どこかにいる出会うべき人、特殊な力、戦うことで蘇る生命力、、、本編のストーリーは、男性的なものに対する憧れを、題名通り、とてもロマンチックに描いている。その一方で、0話では、そのロマンチックなバイアスを外し、男性的なものや父性的なものに興奮する軍人をとてもリアルに、むしろ醜く描いている。戦いで若返ることもなく、マエダに会うこともなく、独り老いる元軍人、、、男性性しか愛せないジョンのもう一つの姿かもしれない。多分、日本での男性の存在意義は紛争地帯の、古いものとは変化していて、今まで女性的とされていたものも、男性に必要とされているのかもしれない、、、なので、ジョンに聞こえる「声」は、少し高い、ジョンの好みでは無い声なのかもしれない。
いずれにせよ、男性的なロマンチックさの詰まった、色々な読み方のできる作品で、とても面白い素敵な作品だと思います。
紛争地帯の生活は死と隣り合わせではある。しかし、安穏とした戦いの必要の無い生活に、男性的なロマン、もしくは(古い意味での)男性の存在意義はあるだろうか。どこかにいる出会うべき人、特殊な力、戦うことで蘇る生命力、、、本編のストーリーは、男性的なものに対する憧れを、題名通り、とてもロマンチックに描いている。その一方で、0話では、そのロマンチックなバイアスを外し、男性的なものや父性的なものに興奮する軍人をとてもリアルに、むしろ醜く描いている。戦いで若返ることもなく、マエダに会うこともなく、独り老いる元軍人、、、男性性しか愛せないジョンのもう一つの姿かもしれない。多分、日本での男性の存在意義は紛争地帯の、古いものとは変化していて、今まで女性的とされていたものも、男性に必要とされているのかもしれない、、、なので、ジョンに聞こえる「声」は、少し高い、ジョンの好みでは無い声なのかもしれない。
いずれにせよ、男性的なロマンチックさの詰まった、色々な読み方のできる作品で、とても面白い素敵な作品だと思います。

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やねのうえ さん
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