このレビューはネタバレを含みます▼
表題作は「同期のエース」で仕事一筋の風戸(32才)が同僚にSMバーに連れて行かれ、男性スタッフの聖(25才)に縄で縛られて以来仕事に集中できなくなってというお話。「省エネ王子とスケコマシ」は写真界の巨匠、アラン(55才)と愛想なしの若手俳優、裕二(21才)で、スケコマシ(バイですが)のアランをコマせるか?というお話。表題作はダークなのかなと思いましたが、どちらも読後感がよくてドキドキもあり、セールで購入できたので満足です。裕二の事務所の副社長のキャラが立ってました。巻末の設定読んでアランが55才!ってびっくりしましたが、「許されざる者」のクリント・イーストウッドは62才だったけどかっこよかったもんな~オジサンになってシブくなるって男はいいよな~って思いました。どちらのお話も各3話でしたが読みごたえがありました。独特の雰囲気のあるお話を描かかれる作者様だと思いました。私はアランが好きです。聖もかっこよかったです。2人ともジェントルでした。
2020年7月 総172ページ 修正は白抜き、真っ白、トーン、白線。