優しい気持ちになれる

2021年6月9日

座裏屋先生の安定の美しい絵に加えて、カラーページで感じるヨーロッパの小さな街の空気感、丁寧なストーリー運び、そして色気ダダ漏れのカミロと可愛らしいテオ。ものすごく特別な出来事が起こるわけでは無いけれど、テオが自分の気持ちに向き合う様に好感が持てました。登場人物達は生まれ育った街で家業を継いだり働いたりと小さな世界で生きているけれど、友達と昼食を摂り家族を大事にし、街の人達と繋がりを持っていて、贅沢な時間を過ごしているなあと羨ましく思いました。

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にゃーさん

(女性/30代) 総レビュー数：34件

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