白刃と黒牡丹
」のレビュー

白刃と黒牡丹

ゆくえ萌葱

好き!!

ネタバレ
2021年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくすご~く好きなタイプのお話でした。特に2巻。赤羽に何を言われようがされようが、黒井の動じなさっぷりが、潔いわ、図太いわ、もぅもぅたまらなく好き!! 能面の裏でずっと考えてたことは白樺を安心させることだなんて。萌える、萌えしかない。なのに白樺の元嫁とのキス(頬 )には妬くって言うね。ギャップ! 萌えすぎて苦しい~。
1巻は白樺が押して押しての執着っぷりでした。突抜すぎてて読み応えあり。黒井には、白樺を遠ざける理由がちゃんとあるのですが、白樺は負けない。根比べ。つれない態度を取り続けた黒井が動いたのは、白樺絡みで。黒井へ想いが通じた時の気持ちが高じてであろう白樺の頬を伝った涙が、あまりにも自然で。長かったんだろうなとか、信じられない気持ちもあるんだろうなとか、でも1番は嬉しいんだよね?と思うと、良かったねと声をかけてあげたいくらいでした。あの1コマは胸に刺さった!
1巻2巻通じて黒井の言葉に逐一頬を緩めて喜ぶ白樺が、可愛い。( 可愛いって顔じゃないんだけど )黒井に好かれてる自信がないからなんだろうと思うと、黒井さん、もっと言葉にしたげて~。
そして、愛されるべきキャラ伴田くん。彼が場を和ませてくれるので、張詰めた緊張感がちょうど良くほぐれて良い感じです♪
このお話、まだ続くんですよね? 続いて欲しい!!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!