このレビューはネタバレを含みます▼
先生の作品が好きで、こちらも読みました。
切なく悲しく記憶喪失になったヒロインが、助けてくれた義父母の元色白だった肌も小麦色に焼け日々生きてきて、本当の娘と両親のように貧しいけれど、楽しく生活していたのに、突然見ず知らずの旦那さんが現れて元の場所に連れられ思いだ無いけど過ごす内に記憶は無いけどヒーローを好きになり、所々少しずつ思い出すが、ヒーローは思い出さなくて良いと言い昔のヒーローの回想シーンを読んでいたら涙が止まらなくなり、復讐の為だけにヒロインに近づき愛してると言い結婚し、ヒロインの亡き父の公爵を継ぎヒロインの全てを奪った後数年後に真実を伝え絶望をさせるつもりで娶ったが、あるような話だけど、驚いたのは、ヒーローの両親が開発した毒薬両親はこれを飲み亡くなったが、それを復讐とは言えヒロインに微妙な量を水に入れ飲ませているんて、あまりに酷すぎる。
ヒロインは、ある程度分かっていて結構してくれたのだと理解していたが、殺す程憎まれていたなど知らなくてヒーローも復讐に囚われ過ぎてヒロインの生い立ち育ち方優しさ等見ていなかったから悲しい結果になり自分を責め自暴自得になりました。
次こそは、間違ったら駄目だと自覚し、結局はヒロインが全てを思い出し又2回目のループかと思ったら助かり本当の夫婦としてお互いに生きる生き方を選び最後はハッピーエンドで安心しました。
こんな辛い思い出なんか全て忘れてたヒロインの生活にそっとしてあげても良かったのではと途中思いましたが、これで良かったのでしょうね。
出来れば、2人に子供達数人恵まれて幸せな家族生活を垣間見たかったです。