ALASKA
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ALASKA

キム・フィールディング/冬斗亜紀/藤たまき

あたたかいお話です

ネタバレ
2021年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 飲んだくれの母親を持つスコットと病気の祖母と妹2人をかかえるマルコ。彼らが12才の1993年から2013年までの20年間が5年ごとに描かれています。いつか一緒にアラスカへ逃げようと約束しながらマルコは家族から離れられずにバイトに家事に明け暮れます。2人の心は固く結びつきながらも離れていって...。エチはないです。途中はかなり不憫ですが、希望が見えるラスト。もう少し先も見たかったです。新書館さんのセールでモノクローム・ロマンス文庫、今出てる本コンプリしました。クーポン出るごとに買い足してましたが、今回のセール激アツでした。外国の作家さんのっていいですね。感情がストレートに伝わってきます。たいがい一途だし。読むのが楽しみです。
2021年4月 挿絵2点。
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