このレビューはネタバレを含みます▼
1巻。糸永くんがイイコすぎて切ない。真田くんの気持ちも分からなくはないけど、やっちゃいかんことだった…。そのことにずっと縛られ続けてきた真田くんを思うと、やっぱり切なくて…。教室で机に腰かけて思い悩む真田くん。否定し続けた自分の気持ちに音を上げた…。気持ちを認めるでも受け入れるでもなく、音を上げる…。どんだけ悩んで苦しんだのか…。
大学で再会し、真田くんも糸永くんも大事なことに蓋をして恋人関係になっているので、後ろめたさや負い目を軸に考えているから、お互いに気持ちがすれ違ってしまう…。読んでてツラい。もどかしい。最後、本音を打ち明けあう時に手をつないでいる姿幸せそうでほっとしました (^^)
2巻は、学祭の時の金崎くんたちにきっぱり自分の意見を言い切った真田くんがかっこ良かったです。真田くんが嫌な思いをするのが嫌で真田くんの後を追いかけた糸永くんも、勇気があって好きでした。お互いに大事に想いあってるのが、すごく伝わってきて好きなシーンでした。
びっくりすると開眼する糸永くんもの目。あ、開いた…って思うのも感慨深かったです(^^)
切なかったですが、最終的に心あたたまる良いお話でした!