欠けた景色 In Plain Sight
」のレビュー

欠けた景色 In Plain Sight

ジョシュ・ラニヨン/冬斗亜紀/小山田あみ

サスペンス風味、ダブリ購入にご注意

ネタバレ
2021年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちら「So This is Christmas」に収録されていました。私は両方買ってしまいました(泣)。小山田先生の挿絵見れたからいいとします(微泣)。FBIのナッシュと地元警察のグレン、2人は出会ったときからひかれあいます。研修監督官としてやってきたナッシュは1週間の研修を終え、離れがたくて2日の休暇を取り滞在を延ばしますが、3000キロ離れたクアンティコへ帰らなくてはいけなくなります。帰って携帯に連絡するとグレンは出ず、行方不明になったグレンを捜索しにナッシュは有給休暇を取りベアレイクバレーへと戻ります。捜索していくうちにナッシュはグレンの置かれている立場や自分の気持ちを知ることになり、というお話でした。アフターシェーブローションやゲイダー(ゲイ探知器)という言葉が出てくる度に、あージョシュ・ラニヨン作品だ~ってしみじみしました。この方の作品が好きなのですが、理由を考えるにやはり2人ともゲイっていうのが自然だからかなと思います。あと2人とも男らしいこと。暴漢が襲ってきても協力して制圧しそうです。今作は続きがほしいっ!と思いました(切実)。短編ですから仕方ないかな。でももっとこの先を読みたくなりました。挿絵も素敵でした。
2015年11月 挿絵2点。
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