このレビューはネタバレを含みます▼
相変わらずの透明感。
“誰も好きにならない”受の多様さが面白い。企業の中では冷血な企業戦士、部下である攻の一途な想いで徐々に乙女化していくあたり。でも会社では地位あり天敵ありの男なんだよねぇ。
結果、受:「日夏(攻)、コーヒー」攻:「はっ」という会話が生まれる。まるで女王様とそれに仕える従者のよう。明るさと忍耐強さを備えながらも妄想が吹き荒れる攻もイイ。
日夏(攻)ロスで自分の想いを確信し、晴れて結ばれる訳ですが…いつものBLであればいつどんなエロを展開するかワクワクするところですが、それ迄の経緯が愉しく「あ〜あ、やっちゃった。残念。」と珍しい感覚に襲われましたわ。
追記:主婦ですが、他レビュー見てたらBL読みつつ宗旨替えし結婚した主婦に何故?との問いかけを発見しました。…何故でしょうなぁ〜。貰ってくれる奇特な人が居たからとしか答えられない。人生を一緒に歩んでくれる人が居るのは男女関係なく素晴らしいことだと私は思うのですが。あと言えるのは漫画はあくまで娯楽であって人生ではないということ、かな。