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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 蛇喰い鳥

    芽玖いろは

    絶妙絶品な受キャラ
    ネタバレ
    2021年10月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ めぐ氏の受キャラは絶品である…と再認識せざるを得ない巻。その受、タイトル「蛇喰い鳥」の名の如く好青年大学生の攻を落とすオハナシなのだが、何でも喰うという訳ではない。
    攻に狙いをさだめ慎重に自分に引き寄せ夢中にさせる。そういった狩り(男性的な)“喰い”の部分と相手を長く慕い叶わない恋に涙する(女性的な)“感情”の部分を合わせ持つ。そして普段はその色気から一線引く小道具メガネが“喰い”の時には色気を増す道具として生きているのだ。短編で風邪ひいた受が珍しくメガネを外しているが、これがまたイイ。う〜ん、なんていい受なんだ。いや、絶妙!!…唸ってしまう。
    ちなみにヘビクイワシという手塚治虫氏が傑作「火の鳥」のモデルにしたという(ケツァールという説もあるが)鳥がいるそうである。本作受のモデルでしょうなと勝手に想像しているところである。知らない方、ぐぐってみて下さい。凄いです。
    ☆男性的・女性的と言ってますが、当方どちらも利点と捉えております。男性らしさ女性らしさは当然個人差もあり有っても無くても個人を形成する本来の姿は尊厳にあたると考えてます。
  • ストレリチア

    ゆいつ

    初Hは相変わらず美味い
    2021年10月4日
    新刊で出ていたのでポチッと購入。
    “甘えたい〜”から初めて×イチャラブ続きで、好きな人はハマるかな。
    初Hのういういしさ(マジ美味い)、受キャラのワンコさ、攻キャラの都会的なかっこよさが印象に残るが、個人的にはストーリーにもっとヒネリが欲しい。
    先が見えすぎて作品全体に奥が無い様に感じる。あとは〜アレかな。攻受キャラ共に私の好みでない。はは。どこがというと表向きのかっこよさだけが見えて内面の弱さや醜さがない。弱さ、醜ささらけ出すと萌えるんで。んで☆3。アイドルの同人誌的内容。
  • GAPS

    里つばめ

    繰り返し繰り返し読む
    2021年9月14日
    元々は両方ストレートのリーマン恋愛。
    過激な設定や展開が溢れているBL世界で、攻受キャラ・ストーリー展開共に不自然な部分なく好感がもてる。(脇には個性的なのはいるが濃くない。)
    結ばれるまで長いがそれまでの元を取るかのように長ーい初めてHシーン。激しいエロはなく、常に淡々と進んでいく。しかし、男じゃないので分からないのだが、あの2人で横向くのは気持ちいいのかね?
    欲を言えばストーリー展開やキャラの言っている内容が分かりづらい事があるかな。私がボーッと読んでいるからかも知れないが数回読んで「ああ…、そういう意味なのね」ってことがある。5巻完結なのだが完結感も薄い。
    まずい!今月BLもう買えんっ!って時に繰り返し飽きずに読める作品。
  • スイートハート・トリガー【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    ニャンニャ

    いいね〜、コールくん。もっと泣いて?
    2021年9月8日
    カッキンコッキンの身体して情緒不安定、何かというと銃を取り出して泣きじゃくるポンコツな受がかわいい。
    シリーズの中では評価低めだけど本作が1番受がかわいいと思う。
    2人の性格の違いがかけ離れすぎておそらく攻からすると受は宇宙人なんだろうな〜、なるほどHばかりしているわけですよ。
    いいね
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  • ワリキリ

    中川カネ子

    大筋は有りがちなんだが
    2021年8月6日
    攻と受のバランスが一見アンバランスな様で非常にいい!
    試し読みの段階では「部品が生ナマしいな。どんなエロを展開するのか」位しか思っていなかったが、読み進むにつれ両キャラの魅力に引き込まれる。
    出来上がった受はやっぱりいいなぁ。
    彼の過去も見てみたいものである。
  • お伽噺は泡と消え

    じゃのめ

    身を引く愛と求める愛
    ネタバレ
    2021年7月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ひとコマひとコマがポスターの様にオシャレな画。枠内に空気を感じる。
    とりあえず的な関係から大人になった二人が結ばれるまでであるが、読み始めのイメージよりずっと純愛物であった。ヤクザの子である故にゆくゆくは自分も同じ道を歩むであろうと考える攻。その世界に巻き込みたくない思いから受との距離を保ちたい、そんな理性とは裏腹に受への独占欲は強い。…というアンバランスさに戸惑いながら攻を求める受。
    文章にすると凄くなったが頑張らずポワーンと読める。
    エロの頻度の割にイヤらしくないのは絵柄がオシャレだからだろう。そのコマ毎に人物の顔が多面的な表情を見せるのも魅力。
    今回はハピエンだが「これで別れたら攻は将来いい男になりそうだな〜。」と感じた一作。
  • 無恋愛紳士

    ARUKU

    受の多様さ
    ネタバレ
    2021年6月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 相変わらずの透明感。
    “誰も好きにならない”受の多様さが面白い。企業の中では冷血な企業戦士、部下である攻の一途な想いで徐々に乙女化していくあたり。でも会社では地位あり天敵ありの男なんだよねぇ。
    結果、受:「日夏(攻)、コーヒー」攻:「はっ」という会話が生まれる。まるで女王様とそれに仕える従者のよう。明るさと忍耐強さを備えながらも妄想が吹き荒れる攻もイイ。

    日夏(攻)ロスで自分の想いを確信し、晴れて結ばれる訳ですが…いつものBLであればいつどんなエロを展開するかワクワクするところですが、それ迄の経緯が愉しく「あ〜あ、やっちゃった。残念。」と珍しい感覚に襲われましたわ。

    追記:主婦ですが、他レビュー見てたらBL読みつつ宗旨替えし結婚した主婦に何故?との問いかけを発見しました。…何故でしょうなぁ〜。貰ってくれる奇特な人が居たからとしか答えられない。人生を一緒に歩んでくれる人が居るのは男女関係なく素晴らしいことだと私は思うのですが。あと言えるのは漫画はあくまで娯楽であって人生ではないということ、かな。
  • 君と出会ってから僕は

    吉井ハルアキ

    今どき見ない、行儀いいカップル
    ネタバレ
    2021年6月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ エロ読む→マイルド読む→エロ→マイルド→エロ→マイ…の繰り返すBLスパイラルの内マイルドの方。

    ゲイを自認している高校教師(受)が生徒(攻)への気持ちを自覚し、攻からの自分への気持ちに気づいてからの、スレていない余裕の無さが可愛い。終いには走って逃げてるし。ドキドキが読んでるこっちにも伝わる。
    攻のストレートな視線、受の赤面しつつのうつむき加減な表情が印象的。
    1巻目はエロ無し。その分二人の心情がいい感じに表れてます。
    2巻は卒業後“いつやるか問題”のその日。二人共可愛いが…先生は初めてじゃないんだね…とふと思った巻でした。
    今どき行儀いいカップル。爽やかだわぁ。
  • ガンギマリ発情パンチライン 【電子限定特典付き】

    加東鉄瓶

    力強いエロさ
    2021年6月12日
    デビュー本も拝読したがエロ度合いはそのままにコミカルさが増しております。画もうまい。
    青年漫画調の表現をBLで生かした感じかな。
    美人ヤクザ攻とわんこ受が賑やかしくエゲツない溺愛エロを展開。単純な構成で分かりやすい。
    堂々たる立派なエロ本です。
    余談だが本作を読んだ後に梅の実のヘタを千枚通しでほじくりとっていたらエロく思えてきた。梅の実って、おしりに似ているよな。
  • Fuck Buddy-ファックバディ-

    ひなこ

    はい。
    2021年5月29日
    カッコイイ絵なので読んでみた。香水の匂いが常にしそうなカップル。
    まぁまぁ…。あと、生い立ち合戦。ふふふ。
    なぜ自分にしっくりこないのか。
    ああ…、金髪攻キャラがタイプではないのだ。
    やっぱ私は黒髪攻・金髪受が好きだと再認識した巻なのである。
  • ライオン如きの国から

    博士

    攻受共に可愛い
    2021年5月24日
    ラブエロ、ほわほわ。
    マサイ攻のちょいM入ったキャラもさることながら、受の自分の欲望に素直な探究心旺盛な自然さもいい。
    巡り合って自然に結ばれて、モノの違いにめげずエチして、大自然の懐でいだき合うラブラブな若い2人なのでした。
    応援したくなるね!
  • Papa told me

    榛野なな恵

    斜めから一般人を見た世界
    2021年5月23日
    中心を父子家庭にすることで世界を斜めから眺める形になっている。父子家庭だからこその見える風景があり、そういった表現も描かれている。モテるが素朴な父親とお父さんが大好きでオシャマな子供。なんてシンプルな枠組み。その周りの一般の、善良だったり、普通だったり、様々な人々を正面からでなく斜めや裏から肯定的に、時には懐疑的に見た風景である。
    こうまとめてしまうと人のあら捜しをする嫌な話であるかのようだが、不思議と不快感はない。
    小道具がブリティッシュ風で可愛く娘も可愛いのである。そのベールか厚く、登場人物も押しつけがましくないからだろう。
    誰でも様々な想いに悩みながら生きている。自分だけ特別ではない、と感じる作品。
  • 生贄のお勤めは、

    博士

    エロと犬と…田植え機は乗用が楽でいいよ。
    2021年5月22日
    絵が上手い。ま〜、まじでエロエロエロエロい…。
    なんちゅう漫画だ。大型犬の可愛さが手に取るようにわかるが…神様怒らんか?小心者なので読んでるこっちがドキドキする。
    この作家さんの受攻のシチュエーションには感心させられる。全部拝見していないが、ななめ上✕純情まっすぐ君が多いのかな。(ごめんしたって…は試し読み時点で挫折。見てられない。めんごめんご。)ななめ上✕ななめ上も見てみたい。無理がある気がするが、うまく料理してくれそうな気がする。
  • ほんとは好きだ

    ARUKU

    美しい…
    2021年5月18日
    あああ…何てことだ。美しい…美しいすぎる…。
    ノックアウトでやられました。
    透明な愛しい想いや感情が、詩が流れるように綴られている。若い情熱をこんなに繊細に美しく表現できるなんて!昔読んだ“トーマの心臓”に匹敵するこのワールド感!
    そして10年後には何気にコミカルな展開。そうなのよ〜、人間歳を取ると垢やら錆やら心身ともに纏っちゃって大抵のことは何故だか楽しくなるのよね。若い頃の悩みは一体なんだったんだ、とマジ思う。年月は薬って本当ですよ、若い衆。
    さ〜、も一度読も〜っと!
  • 昨日、君が死んだ。

    ARUKU

    前へ前へ、進もう!
    2021年5月16日
    試し読みでは暗い話かと思いきや…素晴らしい!
    なんと優しさと可愛さと前向きな心に溢れた話でしょうか。健気で透明感ある主人公とそれを慕うサブから脇に至るまで魅力的なキャラ、全てに愛が溢れている!
    BLというよりファンタジー。
    この作家さん、天才にちがいない。
  • 40×40 ちくわ会議【完全版】~じりじりもだもだ20年愛~

    右脳左脳/R35OL/右脳左脳/R35OL

    正にタイトル通り!
    2021年5月12日
    正にタイトル通り。ちょっとなさけないオジサン同士のコミカルラブ。
    高校生のキラキララブストーリーは数あれど、そこから20年執念深く想い続けオジサンになった2人が結ばれる。この年輪を重ねた2人の…しまりのなさ…。まるで子犬がじゃれ合う延長の様な、エチ。なんじゃ、この2人。
    年を重ねた男・女・若者等各キャラの描き分けが非常に面白い。
    凄い作品を見つけてしまった。
  • ウソかマコトか

    トビワシオ

    軽い。背伸びした感なくバランスいい。
    2021年5月9日
    軽く読めるラブコメディ。
    ヘタに深刻な話だと考え込んで精神を消耗するので(た、倒れそう…)口安めにいい感じ。結ばれるまで長く、エロは少なめだが割と濃厚。ストーリーは単純だが色んな面でバランスとれており、ストレスなく読み進めることが出来る。
    この作家さん、上手いんだけど他の作品のオリジナリティが気になるところ。
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  • 鬼と天国 【電子限定特典付き】

    お吉川京子/阿賀直己

    生い立ち合戦
    2021年5月3日
    マッドな攻と中年入りかけちょいと疲れ気味の受。なんて好みのシチュエーション。新たな世界が開けそう。
    エロ楽しい漫画読んでランラン気分なんだけど…その…なんだろ?攻キャラの生い立ち…。
    いや、いいよ。この作品には欠かせない、一番メインの部分だし、自然に導入されているんだが、最近生い立ちブームなのか…多いねぇ!!双方の生い立ち入る作品、本当に多くないか?正面から親切丁寧に全部説明されちゃうと何だか見合いの釣書みたいでどうにもなぁ〜。萎える。ちょっと匂わす位なら平気なんだけどな〜。蕎麦屋の子供が全員蕎麦好きな訳じゃなし、“こんな性格”チャンチャン、じゃいけないのかな。特にこの攻は狂加減が魅力であるわけだし。攻の人間的な弱い部分で奥を出す思惑かもしれないが謎のママの方が好きだな。他の部分で奥が出せないかな〜。もしくはこの部分描きたかったら番外編するか。
    ま〜、こんなのは個人的な好みの問題。
    ストーリーと画が凄く合っている。攻受脇全てのキャラがしっかりしていて引き込まれた。いいカップリングで退屈しない。
    がっちりと計算されている感あり。
  • エロ漫画家とアシくん

    博士

    攻のヘナチョコさと溺愛ぶり
    2021年5月1日
    攻のマンガ家のヘナチョコさと受への溺愛ぶりが読んでいて心地よい。そして甲斐甲斐しく世話を焼く受。
    あああ…怪獣が現れたらペチャンコになりそうなカップル。(ウルトラセブン・リマスター版放送万歳!)
    キャラクターがしっかりしていて退屈しない。絵もスンナリ入ってくる。最後に大事なポイント。エロい。
  • 縄がなくてもだいじょうぶ

    SHOOWA

    たった〜たった〜クララがたった〜
    2021年5月1日
    表紙をよく見ずに読み始め、てっきり脇かと思っていたセンパイ。
    なんという優柔不断!なんというかまわれ上手!限りなく受要素の攻!
    これからの人生も風に吹かれるまま、流されていくであろう…。
    …実はこんな人がいい男になるのよね。心が広いというか経験を自分の中に積める人。間口が広い人。
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  • ジンと猫は呼ぶと来ない

    SHOOWA

    マリ、無駄な抵抗
    2021年4月30日
    いやいやマリ、君は完全に受でしょ〜。
    最終話「題名のない妄想会」で悶え死にそう。
    …祐介…抱き枕…おい。

    追記:地味に何度もしわしわ読んでるが…飽きない。面白い。この世界観、ジンのいい女(男)加減、マリと祐介の掛け合い、固めに干したスルメの様な味わい。SHOOWA氏は最近描いていらっしゃらない様ですがハマる。
  • gift

    一ノ瀬ゆま

    重いのは私の目方だけでいいわ〜
    2021年4月29日
    特殊な環境で育った攻が受との純愛で人間らしくなる真面目なお話。
    ダイナミックな設定と攻の特殊性と変な脇キャラと純愛。ああ…どっかで見た、鉄板のストーリー展開。
    そして力作だが重すぎる。イメージでいうとジャンボジェット機の両翼に10トントラックが乗っかっている感じ。…飛べんがな。
    私見でいうと、設定をダイナミックにするほどストーリーは軽くコミカルにし、もしくは設定をコンパクトにするほどストーリーを重くした方がバランスが取れそうな気がするが。好みの問題か。
    重すぎるので二度読みは辛いです。他レビュー、そんないい?皆元気だなぁ。
  • パパ's アサシン。

    SHOOWA

    なんじゃ、この世界観!
    2021年4月29日
    なんだ、なんだ?この世界観!
    可愛カッコイイのほほんあればスパイ感あり?
    ホームコメディとジェームズボンドとBL可愛い変態をミックスジュースにガガガした新フレーバーか。
    美味いじゃな〜い。オッケーベリグー!
    あ〜、よく見りゃ結構前の作品。未完だが…何か訳が有りそうな。これも良きかな。前に進もう!
  • イベリコ豚と恋の奴隷。

    SHOOWA

    星5じゃ足りない。
    2021年4月24日
    いい。
    ヤンキー吉宗さんの儚さ優しさ、源の想い。これです。
    も〜、なんも言えん。
    ホントにいい。
    星5じゃ足りない。
    いいね
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  • faker[フェイカー]

    千代崎

    キャラが流されている。
    ネタバレ
    2021年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が美味い。
    エロ、受の前科、攻の執着、玩具等ガッツンガッツン正面から要領良くポイントを突いている。
    個人的にはポイントがてんこ盛り、正面すぎで、読後の感想は「そうですか…。はいはい。」という印象。
    も一ついえば、攻のキャラはハッキリしているのに対し、受のキャラがハッキリみえない。ゲイ経験5年しかなく初めから不倫である割にゲイバーに出入りし、ママに愚痴を言う。せっかくの不倫設定なんだからもっと陰にこもった背徳感が欲しい。筋金入りかウブかどっちだ?流れで不倫に至った割に仕事は出来そうな、人がいいのか悪いのか。どっちだ?そして、ブチョーがそんなに好きなら何故ケツを出さない。繋ぎとめたいなら多少は嫌なことでもするのが普通では?そして攻が襲ったときには「気持ちいい」好きものかストイックか、どっちだ?う〜む、もっと精神的に弱い事を徹底して欲しかったな。なにやら話に乗せる為にか謎のキャラになっている。
    が、丁寧。デビュー作の割に完成度高く若さを感じる。武者修行が充実した作家さんかと推測する。
  • 鬼と蛇

    ゆいつ

    男臭さ…!エロ…!
    2021年4月4日
    男臭くてエロエロ。
    攻の元ヤクザが飄々としていてカッコイイ。顔にキズがあるのもハーロックみたいでポイント高し。(歳が分かるな)
    慣れ合いで唯の男女カップルの様になるよりやっぱBLカップルは受側が牽制しながら受け入れる方がいい。
    正にその好みにドンピシャ来る。
    この作家さんの作品の中では一番好み。続編希望。
  • ヤクザ教師とハメられ王子

    シギ乃

    1日中やべたん読んで朝が晩になる。怖い。
    2021年3月23日
    元ヤクザのセンセ(攻)とやべたん(受)のお話。
    最初に読んでからしばらく経って、又読み、休み、又読みの繰り返し。一生懸命にならなくてもボケ〜っと何度でも飽きずに読める様な気がする。作品全体に浮遊感に似た空気があってそれが心地よいのかな。
    うっかり時間が過ぎているので要注意。1日中やべたん読んで朝が晩になる。
  • 双極

    芽玖いろは

    プライド高兄ちゃん可愛い
    ネタバレ
    2021年3月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 優等生の兄・郁朗(受)と自ら落ちこぼれを演じる天才弟・朱也(攻)のお話。マジ双子でっせ。エロシーンは似てるボーイズがガチガチやってる。(イチャイチャではない)時々、弟君が切なそうなのよね。お兄ちゃんが好きな感情を受け止めていないから、かな。
    お兄ちゃんはほぼ無抵抗。呆然としている間に開発された感じなのだがだんまりの反応がソソる。表面上優等生なのだが実は不器用なクセにプライド高い……生きていくには敏感すぎるわ。大丈夫?人間、アホになるのも大事よ〜?多くのプライドに凝り固まって想定外の事に対応できないのか、弟君のなすがまま。
    そして弟君の執着。なりふり構わずお兄ちゃんの為ならグレます、勉強しないけど学年トップとりますの器用な天才。(こんな人いる。…大体医者になってる。)彼の欲望は単純でお兄ちゃんにまぶれたい、触りたい、自分のものにしたいということでしょう。

    終盤、郁朗は自らの朱也に対するこれまでの言動への後悔から彼を解放したいと願う。よしよし、お兄ちゃんよく気づいたね。苦しかったねと頭をナデナデしてあげたい。

    この作家さん、凄いな〜(既に心の中でめぐっち呼ばわり)。もっと捻じ捻じものを描いて欲し〜。あ、タマミヤもね。ルン🎶
    いいね
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  • Christmas from hell

    芽玖いろは

    あ〜もう、たまらん。
    2021年3月17日
    ら〜んら〜んら〜ん🎶
    タマミヤですの〜💗黒髪攻×金髪受のタマミヤ甘〜いクリスマスですの〜🎄
    幸せ慣れしてないミヤと、ミヤを好きすぎであろうタマが可愛すぎてたまりませんの。やっほう、うほほ〜🎶

    …ビンゴで当たった景品を是非使ってみて…み、みせ、見せてくださ…。
    いいね
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  • そろそろ覚悟はええか、意気地なし?

    松平徹

    やっつん、うちにも欲しい
    ネタバレ
    2021年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヘタレ高倉(攻)×八束(受)の両想い大学生カップルがお互いの想いを再確認するお話。
    告白したものの先へと続けない高倉を常に応援し続ける八束が可愛い。
    「たーかーくーら、たーかーくーら」「お前はやればできる子じゃ」広島弁で励ましてくれる。こんな子うちにもおったらええな。
    派手なストーリー展開はなく、エロはあるっちゃーあるが…グッサリ刺さってない。お互いが相手の事を想い労り合い、少し前に進んだだけ。この作家さんの凄いところは漫画を描く上で誰もが考える“起承転結”でなく“起承結”で話を進めていけるところだと思う。(“起と結”もあやふやな事がある)効果的展開、例えば実はこうでしたオチなんても無く、派手なキャラ設定も無い。その分人物の心情を淡々と深く繊細に扱う。この作品は他作よりコミカルなので読みやすいが上記理由から「何がしたいのか」分かりにくく、好みが分かれるかもしれない。
    私は好きなのでホシ5をつけさせて頂いた。
  • 青くて苦い

    芽玖いろは

    ニブチンたま×キングオブ受みや
    ネタバレ
    2021年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オーナーの邑に色々仕込まれたMIYA(受)とノンケのTAMA(攻)のホストカップルのお話。
    MIYA姫がTAMAに対しては不器用で可愛い。…何せ姫は凄いぞ。一見クールな男前。一皮剥けば○乱で捨て猫感満載…🖤本当、姫だわ…キングオブ受だな。こりゃ。よ〜しよし、よくやった邑。よく仕込んだ。褒めてやろう。
    出来上がっているMIYAと身体を重ねる度に苛つくTAMAは、見えないMIYAの過去に嫉妬しているわけですな。“誰でもいい”相手に自ら手を上げた時点で元々TAMAもMIYAに気があった様な気がするが、おそらくTAMA自身が両方気がついてない。ニブチンですなぁ。
    とにもかくにも、私が邑ならMIYAを手放さないが堂々のハッピーエンド。🖤よしよし、MIYA姫よかったね。家族が出来たじゃないか。幸せになりんさい。
    じんわり何度も読んでしまう。

    追記 はぁ〜っ。久しぶりに読んだ..。イイ。MIYAの切なさ、薄幸感、TAMAと身体を重ねてからの臆病すぎる想い。たまりませんなぁ〜!!
    私の中の黒髪攻×金髪受の金字塔とでも言おうか、そして何故に世の中黒髪受が多いのか〜?ジルベールから神×栗、一×氷で鼻血を流し続けた身にはこたえるわ〜。(古いね。30年ほどBL断ちしてたからね。)
  • ドーテーヤンキーマギクス 【電子限定特典付き】

    春田

    アニメ臭平気な方はどうぞ
    ネタバレ
    2021年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あああ…、評価が難しい。相変わらず絵はいい、エロもいい。
    設定が…ド腐れでそれはいいのだが、どうもそれが暴れすぎちゃって世界感に付いていくのが面倒くさくて…セーラー○ーン様の猫が出た途端に頭がスルーモードに切り替わる。あかん…、頭が受け付けん。台詞が入らない。私の様なアニメ臭が苦手な人間には合わない。
    変身して可愛い男のコになるのも…何やら色物狙いで萎えた。
    この作家さんは絵柄上、おとなし目キャラがエロ乱れする方が楽しいかな。寝とられのとか。(あれは最高じゃったのう。ウマウマ。)

    基本ホシ5付ける作品にしかコメントつけんけど…。期待が大きすぎたか。
    いいね
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  • 俺のパンツが人質にとられています【単行本版】

    春田

    いいぞ、いいぞ、もっといけ。
    ネタバレ
    2021年3月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 亮先輩(受)のノーパン写真で後輩の野島(攻)が脅迫していやらしい事をする話。軽くてテンポいい。技術に不安やストレスなく、サックリとニャハハ❤と読める。この位のBL漫画を求めていた。パンツってだけで笑えるや。
    野島(攻)の性格がいい。いいぞ、いいぞ、もっといけ。
    他のレビューにもあるが、もっと評価高くていい。
    いいね
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  • 好きにしちゃってごめんなさいね【単話売】

    春田

    絵がうまい。リズムもいい。
    ネタバレ
    2021年3月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バリタチ君がノンケ狙ってたけど、考えてたのと同じ手段でネコちゃんにされるお話にゃ。
    この作家さんはまず絵がうまい、リズムもいい。上品な絵柄なのに描く内容はエロエロ、このギャップ。そして「な〜んちゃって、チャンチャン🎶」な明るさを作品全体に持っている。作品によってはうるさい位だ。
    本作は軽く、上手くまとまった小作品となっている。
    BLを楽しむのに丁度いい作家さん。
    いいね
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  • ウルフハウンド【分冊版】

    芽玖いろは

    歌舞伎町NO1がどう乱れるかワクワクする
    ネタバレ
    2021年3月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ MIYAを仕込んだ邑とクラブの黒船…じゃなくて黒服の弥勒のお話。邑のが受かな。まだ分かんないが、おそらく。(器用な人だ)
    試し読みで1P目からMIYAが出ていたので頭がイキナリお祭り状態になってしまった。どうやら私はMIYAが好きらしい。ううう、黒髪攻金髪受イイ…ハッ、いかん、云十年前のクセが…。
    いやいや、MIYAちゃんはおいといて…これからオハナシが進むに従って、高飛車で金の亡者である邑の人間的な弱みが益々暴かれていくのだと思うとワクワクする。どう素っ裸にしていってくれるかな〜🖤ささ、邑君、どうぞまな板へ。弥勒君、早く料理しちまってくれ。歌舞伎町NO1をぐっじょんぐっじょんにして頂戴。頼むよ❗
    他作と変わらず読み応えあり、面白い。価格的に高いけど、気にならない。そして悪ガキMIYAが愛しすぎて何度も読んじゃう。MIYA〜🖤もっと出て〜❗
  • 奪う春、犬死の恋を嗤え

    松平徹

    歌は石川さゆり姉さんでお願いします…!
    ネタバレ
    2021年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一途な北斗(受)とテニス太郎のコウ(攻)のお話。
    恋人である北斗すら顧みない(ように見える)テニスに必死なコウに迷いながらもついていく北斗がいじらしい。
    自分勝手の様なコウではあるが結局、男なのだ。なりふり構わず上に上に向かっていく、本能。そうしながらも北斗への所有欲もあり、時々北斗に戻る。すっごいオスだ。演歌か。
    そのコウに感情的に振り回されながら結局コウへの気持ちを押さえられない北斗の心の葛藤。演歌だ。
    えらく地味な話なので、好き嫌いが分かれるかもしれない。
    読み放題で拝見したが、この作者さんは他作品も地味なストーリーが多い。作品を盛り上げやすい大波をサックリと済ませ、他のさざなみ部分を繊細に感情的に表現する。才能だと思う。
  • 喪服の花嫁

    芽玖いろは

    3人3様のしがらみからの開放
    ネタバレ
    2021年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ パパに支配され、性を手段としてきた雪刀(受)と過去にトラウマを持つタクシードライバー後藤さん(攻)と雪刀に去った妻の面影を見るパパ(攻)のお話。
    それぞれの心の闇があり、うわ〜、螺旋階段!中でもパパはすっかり病んで壊れている!好み!!
    …ということで、若者は置いといて、パパを刺し身にしてみた。
    (スイマセン…。戯言なのでここからスルーして下さい)
    パパ魚について…顔は作家のパパ。鱗は…おお、雪刀くんに守られている!肝は逃げた奥さん、身は孤独感、背骨はプライド、という所か。そして考える。孤独を纏ったプライドほど辛いものは無いんじゃないか?その中で義理の息子は日に日に妻に似てくる。更に自分の才能の限度を感じた時に圧倒的に支配できる雪刀の優れた才能を知る。今ごろ愛する妻は何処の男と一緒なのか。おとっつぁん、プッツン切れたわけです。新しい恋愛やら風俗に走ればまだ救われたかもしれないが、根が真面目過ぎた。最後火事によってこの世を去り、雪刀くんのしがらみは晴れてなくなるのだが、この仏間からの出火というのも“さもありなん”。何故だか精神を病んでいる方は火で開放されることがある。…と感じるのは私だけか。
    3人の様々なしがらみが、解ける…新しい生活へ踏み出す、そんな話であった。
    作者さん、凄い。
  • MY HOME YOUR ONEROOM【ペーパー付】

    つきづきよし

    自然
    ネタバレ
    2021年2月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生先輩・武井(受)と後輩・柳(攻)のお話。
    お友達から付き合うまでの推移が丁寧に描かれている。武井の性格が自然に素直で読んでて気持ちいい。エロ少なめ。
    作った感がなく、サラッと読める。
    このまま幸せになって欲しいな。
    他、短編一本。こちらも爽やか。
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  • シャンペン・シャワー

    かわみなみ

    マルロが好き
    ネタバレ
    2021年2月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ サッカーギャグ漫画。
    LaLa掲載当時友達と神秘キャラのジョゼに熱を上げていたが、読み返すとマルロの人間臭さがたまらない。男のプライドたっぷりなのに、アンドレとは女子高生の様につるみ、極端な愛妻家である彼の魅力は言葉ではいい尽くせない。なんだ、こりゃ。主役を喰っている!アドルがんばれ〜!
    マルロの男っぷり、主人公アドルの青春小僧ぶり、ジョゼの神秘キャラぶりを堪能できる。(アンドレは常識人なの)
  • バカな犬ほど愛おしい

    ゆいつ

    おもしろかったです。
    ネタバレ
    2021年2月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザで若頭補佐の要(攻)とほぼヒモ状態の還(受)のカップル。ゆいつ氏はエロがすごい。今回も鼻血ブー状態だった…が、本作の見どころは〜じゃ〜ん!!
    要の疲労したリーマン姿!

    (ここからスルーして頂戴)思えば学校卒業してから苦節云十年、某銀行に就職した私は頑張った。どれ位頑張ったかというとそれまで買い漁ったいかがわしい漫画も同人誌も原稿用紙からスクリーントーン、ペン先までも全て日本海の荒波に投げ捨て、人事部(ひとごと部)から常に指示されるホニャララな資格をとり続け、妙なテンションで訳のわからぬ数字をあげ、会社の為は自分の為と自分に暗示をかけた。いつしか心のテーマはプリンスから中島みゆきへと変化したのである。そして30年間テンパリ続けた挙げ句、まさかの適応障害で身体が動かなくなり辞めてしまった(バカ…)。あ〜疲れた。そしてその時の癒やしとはスーツ姿の若い衆であった。○○君と△△君はいつもつるんで居る…え!一緒に連続休暇!どこ行ったん?二人でハワイ?やるなぁ!などと勝手に興奮していたものだ。

    (はい、ここから読んでね)何しろ男の仕事をしているスーツ姿、更には疲れてため息をもらしている姿はえも言えぬ色気があるのである。要は絶対胃薬を常備しているぞ!
    疲労困憊でも還に触りまくる、エッチ中に仕事の電話のシーンなんか、体温すら感じそう。男の仕草の表現が丁寧だから鼻血ブーな漫画になるんだろう。
  • 黒のもんもん組

    猫十字社

    とらじゃ見っけ!
    ネタバレ
    2021年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とらじゃ(♀漫画家)・かりた(♂だんしょくか)・めりた(♂ゴキブリ男)の脈絡のないドタバタ。今読んでも笑える。全く意味がなく感覚だけの漫画。これ読んで大きくなった私。
    かりた(♂)の産卵シーンが忘れられない。

    同時期に「日出処の天子」「エイリアンst」「バジル氏の優雅な生活」あれ…?「まりと新吾」も、だったか?LaLaで連載。なつかしいや。
  • くいもの処 明楽

    ヤマシタトモコ

    読んでいて楽
    ネタバレ
    2021年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ くいもの処の店長・明楽(受)とバイトバンドマン鳥原(攻)の告白から結ばれてその後鳥原が悩むまで。明楽さんが面白くて鳥原くんは暗くてかっこええ。派手な展開はないがとにかく台詞回しが心地よく面白い。作った感がなく自然な男同士の恋愛。読んでいて楽。男前ばかり出て来て嬉しい(牧さ〜ん♥)。
    他に短編2作品。三角関係の妙なる表現が絶妙。え?これ両方から好かれてるんでない?
  • 甘えたい獣

    ゆいつ

    は、鼻血でそう…。エロ…!
    2021年2月3日
    ストーリー自体は普通なんだけど、潤太(受)が…カッコよくて、か、可愛いいい。
    ホント滅多に漫画でドキドキすることはないのだが、いや〜、これが萌えということか…!初エッチの描写やば!エッチ後の潤太のぽやぽや感…!は、鼻血がでそう…。
    不感症を自認している私も久々の感覚でしたわ。本当エロ本だ〜。
    他のも作者買いしよ〜っと。

    追記/完結しました。最後までラブラブエロエロ、ハッビーエンドで良かったね潤くん。
  • ばかの恋

    ツブキ

    一途なばか
    2021年2月1日
    烏丸(攻)のアホすぎる一途さが面白い。
    エロシーンはあるが筆者の特性なのかエロエロしくなく、例えていうなら埃っぽいエロ。これも味であろう。
    少しクセがあるが、思わず読み込んでしまう。
  • やたもも

    はらだ

    半端にリアルでエグい
    ネタバレ
    2021年1月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これは…二度と読めん。
    ハッピーエンドで終わってはいるが、娯楽エロ度が強い割にももの境遇が半端にリアルでエグい。そしてあの性格と笑顔も痛々しくて心が痛い。これはいけん。
    人によるんだと思う。フィクションの気晴らしの娯楽として漫画を読んでいる身としてはシャレにならないのである。ううう…(泣)。
    幼児を虐げるニュースにも涙が出て直視出来ない身としては、この手の話はアウトでした。
    以上。
  • カラーレシピ

    はらだ

    いけいけ、福介!
    ネタバレ
    2021年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はらだ氏の作品の中で一番好きかもしれない。
    主である福介(攻)・笑吉(受)の性格的なバランス、攻の陰謀を客観的に観ているりくの存在感(この人がいるから作品全体に奥がでる)。
    平べったいストーリーが多い中、立体曼荼羅を思わせる各キャラの配置はさすが。

    作品中笑吉の事を福介が「かわいい」と連呼するが、本当にあのストイックさ、真摯さはかわいい。福介の気持ちが分からないではない。いけいけ、福介!(でもよく読むと福ちゃんも優しいとこ、あんのよ。)

    りくの存在について(退屈な話ですぞ)/三角形はいい。なんなら日本文化は真行草の3つで出来ている。本作の場合、笑吉・福介・りくの頂点から成り立っている。実は福笑だけでもストーリーは成り立つ。ただそうするとただの線であり、世界が広がりにくい。そこで3人目のりくが登場するわけだが、よくあるパターンだとこの3人目が派手に動く。そして動きすぎると存在自体が自己主張し、立派な平面上の正三角形になってしまうのだ。これが本作の凄いところで、りくはじっと見ているのだ。じっとしながらも強烈な存在感を放っている。福笑をストーカーの如く観察し、少し忠告するだけ。この静けさが平べったい頂点ではなく奥にある頂点となり、立体的な三角形が完成する。
    はらだ氏の作品では三角形を作っているものが他にもある。「あんちゃん」が見事な三角形を作っているが、まいちゃんよりりくの方が3人目の在り方としては風情がある。というか、同氏ならではの、得体の知れないゆかしさがある。
  • ハッピークソライフ 【電子限定特典付き】

    はらだ

    じゃんけんカップルのバカ生活
    2021年1月20日
    面白すぎ。
    変態・エロも発酵すると清々しささえ感じます。
    早よ続きを読みたい。唯一つ言うのであれば、関西弁キャラは読むのに面倒くさい。(他意は無い。字を追うのが面倒なだけ。)

    かっすーの性格と口の悪さに惜しみない拍手を贈りたいと思います。
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  • にいちゃん

    はらだ

    登場人物みんな変
    ネタバレ
    2021年1月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他レビュー見て、やたももみたく後味悪いと思いきや病的な割に爽快感ある展開。
    主軸はわがままで一途なゆい(受のち時々攻)、心の闇をゆいにぶつける景にいちゃん(攻のち時々受)のカップル。ゆいの協力者まい(男嫌い)がよく動いて別軸が見える。この3人の中では一番まいが大人かな。
    にいちゃんは闇が深すぎて本当は受なのだが、恋しい人に分かってもらえなくって…おいおい、まい父!君の娘は景のこと、すぐ分かったぞ?少年が好きな変態だったのに、何でもウェルカムだな?君は。ということで、元凶であるまい父には悲惨な目にあって欲しい。どうか幸せになるな。
    そして終盤は行く末どうなるか、という余韻がある。ゆいの吸うタバコの後口の様な。二人してクスリで沈んでいくんだろうが表現見事。
    …これだけの内容を一冊によくまとめたな〜、と思いました。
    おもしろかったです。

    幼児性について(退屈な話でございます)/基本的に子供とは自己中で我儘な存在だ。当たり前だ、この世に産まれ落ちて大人の手が無いと生きていけない。生きていく為の食料を得るのに「私は後で結構です」なんて言っていたら動物としての生存競争に敗れてしまう。自己中・我儘とは生きていく為の基本的本能だ。それを時間をかけて社会の中で生きていけるヒトにするのが親の仕事である。ヒトになること、それは自分のある程度の欲望に見切りをつけ、繊細に感じる心を一部分鈍化させ、社会と同化することだ。もっと言えば誰かの為に動ける人間になることである。とんでもなくつまらなく、辛い事も多いが得るものも大きい。我々の先祖もそうして生きてきた。そうして守られて我々は大きくなった。その観点で言わせてもらえば、本作の2人ははっきり言って幼児だ。身体が大きくなり若干の知恵がついただけ、性欲と自己防御欲のオバケである。ゲイがいけないとか、子供との恋愛がいけないとかの問題ではない。(子供の恋愛は社会経験値が少ないが故にリスクは大だが)
    ヒトとして生きる姿勢が大学生、社会人にもなって出来ていない。
    ゆいの自己欲ばかりで都合の悪い事に目を向けない(切り捨てる)姿勢・景の自己欲の為に他者に損害を与える姿勢、確かに親の育て方に問題がある。心に闇があるだろうが、、この二人にも一応頭はついているのだ。自分で考えろ…ああ、それが出来ないからこうなったのか。…バカ者め…。
    本当、問題児しか登場しない。
  • ポジ

    はらだ

    宇宙のもずく(笑)
    2021年1月19日
    日頃の晩ごはんなんかつくりながら、イジられる博士と陰険な助手の顔が脳裏に浮かぶ。あはは。
    話の内容も中々に良い腐れ具合である。ありえんフィクション大好きだ〜。
    あと引くワチャワチャ感がいい。
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