このレビューはネタバレを含みます▼
百戦錬磨の29歳は手玉に取っていたつもりが、いつの間にか真っ直ぐな瞳の21歳に翻弄されまくっている。唯一のえろシーンでも、オメガバースばりに大地のうなじに噛みつき、事後のページでガッツリ歯形ついてるし(うなじに限らず、いろんな痕だらけ)。口にキスは、この時はすごく自制してたのかなあと。他の奴に手を出されそうになったら、止められるまでボコってもいる。えろが少なめな話はあんまり興味無いのですが、これは本当に読み応えあった。余韻がよいのでフルの2巻は無くてもよいが、番外編でもよいので切望です!目に見える溺愛は無くとも、辰巳さんは大地がいないともうまともに幸せには生きられないし、本人もそれを悟ってる感じなんでしょうな。