このレビューはネタバレを含みます▼
《BL小説》
山深い村でひっそりと暮らす竜人族。25番目末っ子王子は、肌の色も成長も違う異端児として虐げられ孤独に生きてきて、
唯一の味方の長老(占い婆)の助言から、初めて村を飛び出し、
初めて出会った人間に心奪われる始まり。
サルゼード王国の将軍ランドール(35)×竜人アゼル(20)の話。
初対面から悶絶の萌えシーン連発!!占い婆ありがとう〜!!
小動物好きランドールが骨抜きにされるの納得の、仔竜も美少年姿も所作も可愛すぎるアゼル。無事に成体・美青年に成長出来、相思相愛のデロ甘溺愛に萌え転がりました(笑)
黒田さんの挿絵も素晴らしい◎
〈血の絆〉で唯一無二の存在に。快感に従順なエロカワアゼルを前にムッツリ絶倫化するランドールも良き◎
冷遇と孤独しか知らないアゼルが幸せそうでこちらも幸せ。
二人に当てられるエイムズ宰相も副官ルースもお気の毒様(笑)
今後はランドールの危惧通り、脚光を浴びると同時にアゼルが危険にも晒されそうで心配。皇太后もあんなだし隣国コーツもアホだし。ランドールママ達に可愛がられる幸せな日常や、
ランドールを乗せ空を駆け巡る二人をもっと見たいな。
ルースのスピンも読みたい(^人^)
→スピンはアゼル叔父編『王子は黒竜に愛を捧げる』で30年後の二人に会えます。
→番外編『王国のある一日 』