このレビューはネタバレを含みます▼
《BL小説》
『竜は将軍に愛でられる』のスピンはアゼルの叔父編。
前作の二人も後半助っ人で活躍( *´艸｀)
前作から30年後の隣国コーツ王国。
アホなコーツ王国がここまで愚かだったとは(-_-)
幻の竜人アゼルを所有しているサルゼード王国に執拗だったコーツ王国は、やはり竜に固執していて竜狩りの王命が。この30年間この王命で王子二人を失い、更にランドール将軍暗殺計画から国交断絶されたのに、未だ竜への妄念に取り憑かれているなんて。
王命を下されたのは騎士能力が無い音楽を愛する第九王子。
王都から出た事がない王子を前人未到の秘境へ送る父王と大尉にムカムカ。
深夜の秘境で一人怪我をし死を覚悟した最期の笛の音に、
吸い寄せられたのは大きな漆黒竜〜!!
変わり者竜人アラン×コーツ王国第九王子エリアス(18)の話。
今回は、前半あたおかクソジジイ達(国王w)が破滅の道しか選択しないエピが続き、ストレスMAXの頃二人が出会ったので、きたーー!!ですよ。待ち遠しかった〜(笑)
戦略型のランドール将軍と比べ、直感で動くアランの行動の違いも見所♪ベタ惚れアランのエピはニヤけるモノばかり。
年の差80歳なのにね〜。
百年近く大切にしてきた自由な生活をあっさり手放す潔さ◎
虫刺され案件のセコさとのギャップも良き。
後半は甥アゼルを頼り、ランドール家に匿って貰うので
新旧二組の溺愛を堪能!!今回は自制に耐えた竜人アラン攻め。
ランドールCPは夫婦歴30年の貫禄◎
新米CPの相談役シーン好き。
クソジジイ達への制裁が物足りないけど、母親想いのエリアスが安心出来る結末だから良かった。
二組の竜人CPが同居するなんて、この先も絶対読みたいです!!
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