短編集。





2010年7月4日
かなり雰囲気の異なる作品の短編集です。
同じ作家さまが描いているという事実がまた面白いです
「エスケープ」
脱走する少年。
試し読みだけでも、鬱積した感情を目だけで語っています。超短編なのに感情の追い方がすごい。
「欲望という名の自転車」
嶽野シリーズのタケノが登場します。
タケノくんは超暴力的男子の漫画家と友達で、毎日ボカスカ殴られ罵倒されながら(笑)仲良くしてます可愛い女の子、ウサミさんはやはり可愛い
「家の光」
小さな宇宙船に乗った、ちびっこい家族。
地球に不時着したところを少年が発見し、少年のお宅でご厄介に…(笑)。
すべてが笑いになってしまう小さな家族の大きな愛(笑)
「僕は鳥になりたい」
表題作品。
エスケープとどこか通ずる雰囲気もあります。優しさとやるせなさと切なさ。想いを語る「目(視線)」、そして映る象徴的な「鳥」。
ひとりの少年は少女に出会い、ふたりはまたひとりの少年に出会う。三人の若者の、三角関係とは無縁のようなひっそりした関係。
焦燥感、諦めや希望、プライドやひたむきさ。幾つもの小さな感情がたくさんあって、一つの願いになるような…。
タイトルのイメージ通りの作品。
海辺のシーンは美しくも切ないです。
同じ作家さまが描いているという事実がまた面白いです
「エスケープ」
脱走する少年。
試し読みだけでも、鬱積した感情を目だけで語っています。超短編なのに感情の追い方がすごい。
「欲望という名の自転車」
嶽野シリーズのタケノが登場します。
タケノくんは超暴力的男子の漫画家と友達で、毎日ボカスカ殴られ罵倒されながら(笑)仲良くしてます可愛い女の子、ウサミさんはやはり可愛い
「家の光」
小さな宇宙船に乗った、ちびっこい家族。
地球に不時着したところを少年が発見し、少年のお宅でご厄介に…(笑)。
すべてが笑いになってしまう小さな家族の大きな愛(笑)
「僕は鳥になりたい」
表題作品。
エスケープとどこか通ずる雰囲気もあります。優しさとやるせなさと切なさ。想いを語る「目(視線)」、そして映る象徴的な「鳥」。
ひとりの少年は少女に出会い、ふたりはまたひとりの少年に出会う。三人の若者の、三角関係とは無縁のようなひっそりした関係。
焦燥感、諦めや希望、プライドやひたむきさ。幾つもの小さな感情がたくさんあって、一つの願いになるような…。
タイトルのイメージ通りの作品。
海辺のシーンは美しくも切ないです。

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