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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 彼のバラ色の人生

    秀良子

    続編!
    2014年2月6日
    リンゴに蜂蜜の続編。

    ふたりのあの微妙なバランスの関係がより深く語られています。

    前作より格段にふたりの魅力がまして、あふれる濃密な時間にどきどきしました✨🖤
  • 宇田川町で待っててよ。

    秀良子

    途中からぼろぼろ泣いてしまった。
    2014年2月6日
    ジェンダーについて考えるより、心と体が反応する。

    無骨さとナイーブさが入り混じる彼ら。

    きらめく季節を、青春時代を、一瞬に閉じ込めたような美しい作品。
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  • リンゴに蜂蜜

    秀良子

    人生で2冊めの本だなんて
    2014年2月6日
    あとがきを拝読してびっくりしました。
    作品は知らなくとも、秀先生の名前は当たり前のように存じていましたので。
    それだけ力量のある作家様なのですね。
    試し読みで、繊細で胸がきゅっとして、気になって購入しました。
    胸がきゅっとします 笑。そして愛らしい作品です。
    いいね
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  • 調教浪漫 阿修羅なエロス~赤き月刺の契り~

    DUO BRAND.

    「赤き月刺の契り」
    2011年11月27日
    「調教浪漫 阿修羅なエロス」…間違いではないですが、作品のイメージは「赤き月刺の契り」の方がぴったりな気がします。

    剣士から医師になったシャコウと「月刺」のように刃こぼれしない刀を求め人を斬り続けるサクが出会う…。ふたりが今のような道にいるのは、それぞれに事情があり、お互いに理解し合うことで、新しい道を歩もうとする…。
    そんな軽いノリとかテーマじゃなかった…みたいな。自分自身の勘違いと言えば勘違いなのですが…f(^^;

    とはいえ、出会ったばかりのシャコウがサクをムリヤリ…な場面があったり、サクを拾ったトウゼツがサクにご無体なお仕置き…だったり。あ、シャコウが剣士だった頃の、殿とシャコウの関係がまたすごく好みすごく良い…とかエロももちろん魅力的(笑)

    時代モノで剣士モノだけど、読みやすかったし面白かったです
  • Crimson Wind

    DUO BRAND.

    セイ17歳の物語。
    2011年11月15日
    先のレビューにもあるように「ホワイトガーディアン」の続編です。むしろスピンオフというべきか…。
    皇子リンスと従者セイが出会う前の、トウリとセイが出会うお話し。

    リンスとセイの事がとても好きだったので、トウリって邪魔者…(笑)と思っていましたが、今じゃむしろ純真無垢な顔をしてトウリからセイを奪った小悪魔リンス…とか思っていたりして(笑)。
    ま、最初にむしろ仕掛けたのはセイだったりもしましたが(^-^;

    「ホワイト…」はに中世の戦乱の中で乱れまくる愛憎(エロ)…的な(笑)。本作品はどちらかというと恋愛主体の中世時代ものって感じです。
    わたしは物語もエロも厚みがある「ホワイト…」の方が断然好みです。ただ、恋愛モノが好きな方ならこちらの方がむしろ楽しめるのかな…とも思います。

    あと、本作は(本作も笑)完結っぽくない終わり方なので、まだこのシリーズは続くような気がしています。楽しみにしています
  • 窓辺の君

    雲田はるこ

    あなたには言えない
    2011年10月9日
    秀逸な短編集。
    恋にしたたかな登場人物に笑える物語もあれば、その不器用さに泣けてしまう物語もある。
    タイトルは詩の一部のようだし、絵柄は繊細で可愛らしくみえるけど、描くカラダの線やその厚みには色気を感じます。

    物語は「あなたには言えない」とその連作の「だいだい色に溶け合う」はわたしにとって大変魅力的でした。若く才能ある写真家と青年の切ないお話しです。
    とくにオススメしたい作品です
  • ピンクのおもちゃ

    わたなべあじあ

    黒さとえっちと。
    2011年7月18日
    えっち、多し
    なのに、黒い、ってことは、結構焦らされてるというか、なんというか(笑)。

    設定は、麦と里美の少し若いころ。
    物語というよりは、愛と可愛いらしさのあるえっちを楽しむ感じかな

    麦たんがとても可愛いくて、萌えました
    そして可愛い乳首とおへそ、ピアスがお似合いでした…
    いいね
    0件
  • 浪花少年★クライシス

    広川和穂

    ぼくと夫婦になろう
    2011年6月18日
    悩める年頃、不埒な年頃。
    恋せよ、男子!戸惑う心と走る体は青い春!!な学園文化祭ラブコメ(笑)。
    夫婦漫才と女装演劇をテーマに(?)物語が展開します。
    「今夜雨は降らない」とかシリアス系な作品を読んでいたので、本作品とのギャップをやや感じましたが、これはまた作者さまの新たな一面という感じでとても楽しめました♪

    まわりを気にしないで突っ走る浅沼は、髪型も気にしてない感じ(笑)。それがまた格好良い(笑)!対して、八木橋は可愛い(笑)。浅沼の腕の中で、とろけて、さらに可愛いコちゃんになる様子はホントたまりません…
    ギャグテイストではっちゃけているようでありながらも、シーンが変われば、しっとりした空気を醸し出せるのはさすが作者さま広川さまです

    今後の配信作品も楽しみです
  • 海月姫

    東村アキコ

    腐った女の子
    2011年5月10日
    注)この作品の作者さまは、かなりのおしゃれ人間です(笑)。

    そりゃもう「蔵子」以上、な可愛らしさ…。蔵子がつきみたん達を受け入れていくように、作者さまはオタクを受け入れ、理解している…(笑)!!!

    物語はオタクでニートな腐った女の子たちが住む町が舞台。(←BL的意味には、腐ってません) アマーズと、クラゲとクララと女装子とドーテーとファッションと都市開発。
    「オタクが恋してどうすんだ?!」「可愛くなるんだ??」

    笑って、泣けて、切なくなれます。
    オタクにも、おしゃれ人間にもオススメな作品アニメもオススメ(笑)
  • 新 Petshop of Horrors

    秋乃茉莉

    伯爵D、日本へ。
    2011年5月10日
    あれからどれだけの時間が経ったのか、そもそも、あれは別の次元の物語だったのか…。
    舞台はNYから日本。新宿歌舞伎町へ。

    「新ペットショップ オブ ホラーズ」
    最初の物語はもうどうにもやりきれなかった…。ともあれ、ゾッとさせるのは、さすがです。「歌舞伎町のチャイナタウンに、ペットショップ」を印象付けるには、なんとも的確なプロローグでした。

    2つめの物語。伯爵Dの優しさと怖さ、あどけなさと妖しさ、漂う色気と魅力…を再確認。何より、現代の日本が舞台となっても、美しく幻想的な世界観を堪能出来ることに、安心しました。

    作者がストーリーテラーではなく、本当に伯爵Dがストーリーテラーとして、物語を紡いでいるよう…。やはり惹き込まれずにはいられませんでした。

    現在、2つめの物語まで配信中。今後の配信作品も大変に期待しています
  • オレのオヤジは未成年

    友弥ちなみ

    サブタイトルも
    2011年4月25日
    ショタ系のキンシンソウカンもの…、って感じかな?!

    ムスコは苦悩するのに、パパに苦悩がないのは、作家ゆえの自由な発想の持ち主、はたまた心も若いから…?!

    ヨクボーとヨクジョーがまるだしなサブタイトルに、☆4つ(笑)!!
    ラブラブなふたりを楽しめました
  • 君の瞳が熱を帯びる時

    ときさわ一々

    確かめ合う
    2011年4月24日
    言葉でなく、体を交わし、交流する。

    会話がなくても惹かれ合うのは、自分にないところを補い合っているから…。


    ただれきった関係(笑)から、お互いを認め合い、一つ一つ共通の認識がふえると良いですね
  • BL無機物擬人化DX コンタクト×眼鏡~保存液で濡らして~

    野々宮ちよ子

    惜しいっ(笑)!!
    2011年4月22日
    このエロタイトルにエロコンタクトにチョイダサ天然メガネくん…(笑)!!

    いいね~盛り上がってくるわぁ~!!

    そして、惜しい…(笑)。
    さぁ、お楽しみはこれからよ…って時に…(笑)!!

    その鮮やかさに対して、☆4つにしてみました(笑)。絵柄も可愛かったしね♪
  • きみにあげる。

    槇えびし

    あなたを網羅したい。
    2011年4月22日
    さすが、「クラフト」に掲載されていた作品。物語重視ですね。
    魅力的な作品はエロがなくとも(笑)、魅力的…!!

    無料立読で、とにかく絵が気に入ったのと、とにかくオシャレ感のない始まり方をされたのが気になって(笑)、ダウンロード。パックにしとけば良かった(笑)!

    リョウイチとレン、猫とレン、リツとレン、トウキとレン。常に、一対一。
    一見、天然で天真爛漫なリョウイチが主人公だけど、実は、レンを中心に物語が展開。風変わりな青年に見えていた、レンの心はどこに…。


    暴力的なクセして、かなり甘ったれなトウキ…、かなり好みでした…(笑)!!

    物語は…、あまり知らない方が、展開の意外性なども楽しめるので、この辺で
  • 利火羅

    水上シン

    淫らに咲いて
    2011年4月10日
    前半3編が古代中国、後半2編が現代日本。
    中国編は美しく妖艶さ、淫らさが漂うのに対し、日本編は軽いノリでギャグテイスト、な短編集。

    「利火羅」
    大陸のある地域のある小さな部族の美しい顔と体を持つ男リカラ。王の慰みものになるも、強く高潔な心を失わず、妾腹の息子セイテンにその強い心をぶつけ、熱い体を与える…。
    セイテンが恋心に目覚めたと思ったらいろんな意味で突っ走っていく!凄い勢い(笑)!!
    「牢獄に咲く花」
    黒髪の美しい上司セイジョウに密かに想いを寄せる裁判官ハクト。牢獄にいる罪人ドウコクにその想いを知られてしまい、黙っているから、と体を触れられて…。
    鉄格子を挟んで、日を追うごとに淫らに乱されるハクト…。なんてシュチュエーション…、たまらないわ(笑)
    「未練」
    王のために、家臣としてそばにいたい。一人の男として、そばにいたい…。
    まるで中国の古典のように、幻想的で美しい物語。
    「セミWベッド」
    部活のキャプテンと後輩。社会人になって同棲するも、エッチしようとするたび、邪魔が入る…。
    焦れったさを楽しんで(笑)!!
    「タッチアウト!」
    いくつもの会社を経営する社長シノブと社長に一目惚れした高校生タマキ。アルバイト募集中と知り、タマキはシノブの家でアルバイトすることに…。
    すぐ赤くなるタマキが可愛いそんなタマキをみて少し赤くなってる社長も可愛い

    「牢獄に咲く花」や他数編に、☆5つ。
  • エデンの箱庭

    Dite

    浅い眠りに、森の声。
    2011年4月9日
    荒廃し何かが欠けてしまった町には、心の欠けてしまった白い髪の少年ロク。
    オアシスのように美しい緑の場には、赤い肉食獣のように美しいマツリ。

    ロクは恐れながらもマツリに近づき、マツリはロクに近づく。
    ただ、マツリは下心があった。種子をロクに飲ませ、研究者のハナダと種子の成長(ロク)を観察するということ。
    かつてマツリがハナダの研究対象であったように…。


    近未来ファンタジー。でもミステリアス、そしてちょっとBL風味?
    「生きる理由は小さな理由一つでいい」そう思わせる作品ながらも、最初から最後まで、幻想的な世界の中に漂うようでした。
    また、モノクロの画像を見ていても、くすんだ色の世界と鮮明な色の世界が交互に見えるてくるようでした。
    マツリやハナダの物語やその後など、もっと読んでみたいです。スピンオフ的な作品があったらいいのにな、と思いました。
  • テンシ×アクマ!

    池田ソウコ

    もっとイタズラして
    2011年3月31日
    実はラブラブバカップル?!!

    神童のように賢くさらに優しくイケメンなテンシくん、かなりイタズラ(イジメ?!)好きで八重歯の可愛いアクマくん。

    恋の自覚をしたら、アクマはアクマでも、心も体も甘いアクマになりそうです…
  • まだ恋とは知らずに

    水上シン

    心と操を捧げ
    ネタバレ
    2011年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なんという艶やかな作品…!!
    表紙画像のイメージ通り…!!いやそれ以上…!!
    水上さまの作品はいつも物語が上質で魅力的なうえに、登場人物の色気がまたハンパないですね…!!

    ちょっと(?)ネタバレですが、精悍な青年侍のホンダムネノリは、花のように美しい少年シュリに目をかける。
    ホンダ家の足軽として支えさせようとするも、ある出来事をきっかけに小姓として側におく。
    惹かれ合う二人は唇と体を交わすが、時の流れ、時代の流れが二人を翻弄し、共にいることを許そうとしない…。


    会うたびに、成長するごとに、淫らなほどに艶増すシュリ。そんなシュリに目を、心を、奪われるムネノリ。…わたしも思わず見惚れてしまい、唾をゴックンしたくなりました(笑)。
    そして「ああ、どうか二人を引き裂かないで…!」そう願いつつも、苦しみながらも色づくシュリが美しく悩ましすぎて悩ましすぎて…


    「ある事件」は人によっては苦手かも。わたしはテゴメにされちゃう設定もかなり好きですが、複数人にいたされてしまうので…。どうかご注意を。
  • 愛玩少年(水上シン)

    水上シン

    異端者としての、生。
    2011年3月8日
    江戸川乱歩か横溝正史の世界観を漫画にしたら、きっとこんな世界。
    でも乱歩でも横溝でもない、作者自身の官能の世界…。

    少年は、マントの男に足を触られたことによって、はじめて官能を知ります。
    わたしは、彼らを通して、濃密な濃密な官能をみせつけられました。

    絵はクセがあるように感じましたが、読み進めるうち、「この作品にはこの絵じゃないとダメだ!魅力が半減どころか激減する!」とすぐに気がつきました。あくまでも個人的な意見ですが…。

    絵や物語や時代背景など、もろもろを含め、こういった作品が読めることにも感激しました。
    それはもう大変に面白かったです。
    わたしにとっては★は5つ以上です。
  • ソウルイーター

    大久保篤

    カマ職人、マカ(笑)。
    2011年1月30日
    アニメから知った作品。イラストと世界観がとくにかく独創的で魅力的!!
    アニメは原作のイメージを忠実に再現した作品なんですねどちらも最高に素晴らしいです!!!

    マンガでは初期はコミカルなテンポで、ほんのちょっぴりエッチなサービスショットもあったり。や、エッチは期待するほどではないですよ(笑)。
    配信も、進めば進むほど、シリアスさが増すはずです。アニメもマンガも、見ながら読みながら、感激で、いつの間にか泣いている作品です…!!

    そんな魅力的な作品のあらすじはシーモアさんのみどころにお任せして(笑)、余談ですが、作品のキャラの名前、風貌(スタイル)、ちょっとしたセリフ…などから作者さまの音楽の趣味や嗜好もわかったりして、趣味が似てるなと感じたりもしました。こっそり親近感もわいてます
    90年後半くらいからの洋楽ロックを知っている方は配信分でピンとくるかもです☆

    「魂の共鳴」
    祈りのような願いのような、戦いのことば。格好良すぎです。女の子が、これだけ格好良い作品って、実はあまりないですね。
    同性の一個人として、嬉しくもなります。
    私の魂が、作品に共鳴するほど大好きです。
  • 薔薇窓の下

    甘野有記

    ただ一人のために
    2011年1月11日
    タイトル毎の短編で、13話全て、李悠と旦那さまのシリーズ。
    「翡翠のためいき」を先に読まれると李悠の生い立ちも詳しくあります。他「聖夜の紳士協定」もあります。

    「薔薇窓の下」などの表題作品がおさめられた、美しいタイトルの美しい短編集。
    甘野さまは、美しい絵を描かれるのですが、この作品では格段に繊細さと艶感が増しています…!!拝読しつつ、たびたびその美しさに見惚れました…!!
    また物語も、相変わらずコミカルさを交えながら、かなり艶っぽさが増しています。李悠が積極的になったこと、旦那さまがさらに懐深くなったことも、理由の一つかもしれません…。

    絵と物語、東洋と西洋の混じりあった世界観…。花が香るように漂う美しさに、うっとりしました…
  • 与える男。

    奥田七緒

    眠れる木の下の吸血鬼
    2011年1月10日
    「吸血=エロ」の図式があります。こちらの作品は胸キュン…くらいですね、残念なことに(笑)。

    そう、吸血鬼設定、なくても問題なさそうなお話しだな~というくらい、吸血シーンがありません(笑)。どちらかといえば、吸血より永遠の命の方に着目でしょうか…?…(^^ゞ

    物語はコミカル風で、吸血鬼くんと大学生とその教授の三角関係恋愛モノ。
    あと、教授のスピンオフ的なお話しもあるけど、どうやら本編。

    チュー止まりで、エッチはなし。BLの濃さが苦手とか、BL初心者さまにオススメです。恋に振り回されつつ、悩む彼ら。そんな姿も「可愛いなぁ…」とほほえましさを感じながら読める作品でした

  • 必然の神様

    広川和穂

    恋って、こういうこと
    2011年1月4日
    広川さまの作品ならば、無条件でパックです。
    ①「必然の神様」
    アパレル業界のエイジとリーマンのコンノ。かたや遊び人風、かたや真面目。
    ②「若造アート魂」
    アート専門学校の学生。かたや天才肌、かたや努力人。
    ③「図書室へようこそ」
    高校の先輩と後輩。かたや秀才、かたや力持ち(笑)。

    ①→③の順に、シリアス→ギャグ(?)になります。シリアス度の高い②「アート魂」はホロッと①「必然の神様」はボロボロッと泣いちゃいました。
    登場人物の高揚感や不安定な心の揺れがストレートに伝わり、こちらの気持ちも揺らし、その瞬間にホロリとさせられます。

    3作品とも全くタイプの違う作品、タイプの違う人物の組み合わせです。でも、どの作品の人物からも、「好きな相手に近づきたい」と、様々なカタチや心情で表現された、ささやかなようで、強い願いを感じました。
    相手に対するひたむきな想いがストレートに伝わります。見守りたい心境にさせられました。

    ちなみに、③「図書室」のキラキラな先輩には、わたしも一目でハートを射抜かれました(笑)。
    今回、エロは全編、ほぼなしです(笑)。ただ、イラストやキャラから漂う魅力がエロさを感じて、ドキドキします。
    そんなエロさも大変に大好きです
  • ノ・ゾ・キ・ア・ナ

    本名ワコウ

    切・ナ・苦・シ・イ
    2010年12月31日
    覗き、覗かれる。
    アパートの隣同士、男女で。

    女の子のえみるはヘンタイだし気色悪いし、正直、メインキャラなのに全く魅力的に見えなかった。絵はとても上手いけど。

    一方、男の子の城戸くんは欲望に素直で、覗かれつつも、エッチな行為におよびまくっていて、人間臭くて好感度も高かった。

    エッチもの?ホラーもの?サスペンスもの?他にはない、気色悪さ、奇妙な展開が意外にかなり気に入ってて、気づくとちょいちょい読んでいました。

    現在、60話までの配信分、全て読みました。40話くらいからは、パックにしてました。相変わらず、えみるはヘンタイだし、城戸くんはエッチだけど、切なさ、優しさ、苦しさに、泣いちゃうことも度々あって…。

    不思議なことに、いつの間にか、すごく純粋な「恋愛もの」に見えていました。
    えみるは城戸を覗いて、城戸はえみるに覗かれて、お互いがお互いに、人としての、本質を見出だそうとしているように見えました。

    なんなんだろう。一言で言えない。でも、男の子にも女の子にも、えみると城戸からの(作者からの)、メッセージが伝わったらいいな、と思いました。
  • オオカミの血族

    井上佐藤

    最っ高!!
    2010年12月31日
    オオカミシリーズもシェリーシリーズ(?)も最高

    「オオカミの血族」
    「子連れオオカミ」の子どもたちが大人になって恋をする物語。血族なだけに、パパたちと同じような道を辿るあっくん…。
    またちびっこが登場しますが、やはりまた可愛く描かれています。

    「シェリーシリーズ」
    (スイーティ/グローリア)
    税理士のつまらない男が、見るからにとっぽい男の懐中時計時計を拾う。ついていくと、男はバーのママをしていた…。
    物語のキーパーソン、シェリーという名の子役タレントも、可愛く描かれています。

    何度も言ってますが、子ども、可愛いです。でも、大人も可愛いのです。子どもにも大人にも、可愛らしさ、ワガママさ、狡さ……などがあるけど、その感情や表現方法のかき分け方に、作家さまの力量をとても感じます。上から目線みたいな感想ですいません。。。

    イラストの美しさはもちろん、物語そのもの面白さ(日常のようで意外性がある)、会話や行為の一つ一つも、また魅力的でした。
    エロはあんまりないけど(?)、子どもと対比させていることで、普通以上にエロさを見せつけさせられる気がしました。
    登場人物たちの色気もまぁ、かなりありますけれどね…(笑)!!

    パックでオススメです!!
  • 子連れオオカミ

    井上佐藤

    わん→にゃん→……
    2010年12月11日
    「オオカミの血族」というタイトルの格好良さから読みたくなり、でもどうやら続編。ではまず本編を…。と。

    こちら本編の「子連れオオカミ」。タイトルのビミョーなダサさから、以前、ダウンロードしなかったことを思い出しました(笑)。

    食わず嫌いはイカン、と無料立ち読み。
    キャラが格好良いし、なんだかちびっこも可愛い予告のヒトコマがエロそう(笑)→で、ダウンロード(笑)。


    絵もかなり魅力的だし、どの作品も会話や感情表現が魅力的ですが、特に「ララルー」では遊びなれた二人の言葉のやりとりやその雰囲気は最高でした。意外にニブイとこも可愛い

    作家さま自身の、「人生経験が豊富そう…」「鋭い観察力と表現力をお持ちかも…」と思わせるリアルさが、どの作品にもありました。
    キャラそれぞれの、様々に移り変わる心情…。それを自然にサラリと描いてみせてる辺りに、格好良さを感じました。

    あ、期待以上に絵もエロも、綺麗で、エロかったです(笑)
    「オオカミの血族」楽しみに読んでみます
  • ファインダーの真実 ~ファインダーの標的シリーズ(5)

    やまねあやの

    メチャクチャに…
    2010年11月15日
    マフィアの連面と続く抗争、アサミの執着、フェイロンの執念、しなやかなアキヒトの心と体を巡る男たち…。

    息も吐かせぬハードボイルドのようでありながら、全ては絡み合い、甘く淫らな世界を魅せてくれます。


    皆様と同様、です。
    シリーズ通して、完全なハイクオリティーさ。

    最早、脱帽です。
  • 猫の恋

    嶋二

    静けさの中にある、熱
    2010年11月15日
    後半作品は「猫の恋」の番外編です。
    こちらもオススメなのでパックをぜひ



    淡々としているようで、ひと度踏み込めば、火照るような熱。
    ストイックさは見せかけだけ。


    決して触れ合わない、焦れったさのある関係に切なさと淫らさを感じました。

  • 走っていく日、キラキラと愛を知る

    高橋悠

    泣けました。
    2010年9月28日
    好きなBL小説の表紙絵で高橋悠さまを知り、初めて読みました。

    表題作、ホロリと泣いてしまいました…。
    こういう優しさのある物語に弱いです。
    前半はちびっこの可愛いらしさと、好きな相手へのドキドキ感…を楽しんでいましたが、後半はシリアスな展開にハラハラしました。

    「人魚姫の海」はかなりシリアス。
    過去の事件からトラウマにとらわれている1人の若い刑事。年上の刑事とはベッドと職場と、心のパートナー…。短い物語ながらも魅力的な作品です。
    ラストのヒトコマ!!このヒトコマのために、お話しがあったと言われても不思議はないです。

    「永遠の蝉」はファンタジックでちょっとギャグあり☆
    古代中国から美しい青年が甦り、情事のあと息絶えたシモトの体に入り込んでしまう。何も知らないヤナセはシモトの突然の奇行に驚き…。
    可愛いオチありの作品(笑)。シモト目線の過去や学生時代のスピンオフがあったらぜひ読みたいです。

    どの作品もエロより物語を楽しく楽しみたい方にオススメです。
    絵柄もとてもきれいでキャラも1人1人がとても魅力的でした
  • セーラー・男子

    サキラ

    エロ&クロ(黒)。
    2010年9月5日
    タイトル毎の短編集。

    どの作品のメンズも、ガタイがよくって男前なのに、可愛いくてキュンとさせられます
    私自身は筋肉筋肉している絵柄はあまり好みではないのですが、キサラさまの描くメンズにはめちゃ色気を感じます

    前配信作品「暴走カレシ」よりSM度がかなりUPしてて、かなりキュンキュンですが…、緊縛や接合的な部分は黒枠で切られてました…
    それでもなおエロかったけど(笑)。はい(笑)。どの作品もエロでコミカルで楽しめました

    ラストの兄弟愛モノはさすがにシリアスかと思えばちゃんとオチもあって(笑)!!
    表題作はもちろん、すべての作品がオススメ作品です

    黒さが残念で★4つかな。
  • Unな彼女

    楠桂

    菜々子嬢、エロ(笑)!
    2010年9月4日
    コミックバンチに掲載されていたのね!
    楠さまは少女漫画誌に掲載されていた頃に読んでいて、独特の雰囲気が大好きで作品中の歌を暗唱したりもしてました。

    楠さまのラブコメ作品も大好きです。
    ラブコメ系では、この作品はダントツ一番大好きだと思います!!
    まだ4話の配信で「作品紹介」と同じところまでしか展開していませんが、それでも恋の前では何にも敵わない3人を素晴らしく面白く描いています
    恋の前に、相手を求めて豹変する3人(1+2人?!)に笑えます。
    エッチなサービスシーン(笑)もあります。

    これからの展開を想像するのも楽しいです
    楠さまの作品は男女問わず楽しめますが、この作品もしっかり楽しめそうな予感がします…
  • ラストマスター

    葛井美鳥

    BL×SF
    2010年8月29日
    SF作品として大変面白いですが、ちゃんとエロとしてのエロもあるBL作品ですね(笑)
    ファンタジーではなくSFというジャンルの作品が少ない上に、BL要素もしっかりあって、新鮮な作品でした。


    心を持つようになったアンドロイドたちは、これまで従っていた人間たちへの反旗を翻す。狙われる主人公と体を張ってその主人公を護る美しいアンドロイド。
    この美しいアンドロイドは命令により、自分を護り慰めるのか、それとも…。
    そしてアンドロイドたちの心の行方は…。


    ラストマスターが気に入って葛井さまの他の作品も読んでみたくなりましたが、ラストマスター2があればまずは何より読んでみたいですね…(笑)!
  • ふるえる夜のひみつごと

    小椋ムク

    くるまれる
    2010年8月1日
    発売時、とても話題になっていた作品でとても気になっていました。

    か弱き者への、やさしい目線、全てを包み込むやさしさで描かれた作品集。
    心の痛みをとても敏感に感じとる作者さまなのだろうと、これまでの配信作品も含めて実感いたしました。

    「ふるえる夜のひみつごと」
    3話目の終わりからから泣いてました。環境にも人にもなれず、小さくふるえる姿を見守っていました。
    光りが苦手な男の子と暗がりが苦手な男の子。高校生になっても癒えないトラウマを、深い友情と愛情にかえてゆきます。

    「ただ、君を待つ」
    秘密を知っているのは、主人公と読者だけ…。ほほえましくも、少しのもどかしさに焦らされました(笑)。
    やむにやまれずニートとフリーターになってしまったふたりの、ちょっとおかしな逢瀬。

    「ラ・ラ・バイバイ」
    ふたりのつたない歌も、たりない言葉をうめさせる無意識のスキンシップも、そんなキスも好きでした。
    人前では喋らない先輩が、学校の屋上では歌っていた。屋上では、少しずつ自分に話しをしてくれるように…。

    「ヒナの純情」
    すこし壊れたような怖さと、無意識に押さえつけられたような淫らさに自然と惹きこまれ、桃色に染まる肌にそそられます(笑)。
    誰も居ない教室で、図書室で、生徒は誰と言葉を交わす…?!

    「あとがき」
    ふるえる夜とヒナのその後があります。
    超短編ですがこちらもオススメです。
  • 卒業生-春-

    中村明日美子

    春はお別れの季節です
    2010年7月31日
    みんな旅立ってゆくんです、それぞれの道に向かって。

    今ではもう「卒業」「春」という文字を目にするだけで、草壁と佐条の共に過ごした学生時代は、まるで我が想い出であるかのように鮮明に蘇り、当たり前のように涙が出てしまいます。

    ふたりの、あまりに純粋で真っ直ぐな相手への想いと、それ故に、もどかしく行き詰まる悩みと葛藤。
    思い悩むあまりに頑になった心も、ふたりは時間を追ってゆっくり溶かしてゆく…。
    そんな場面ではこちらも静かに感動し、また心溶かされるようでした。

    まだまだ若く危ういふたり。
    きっとこれからも行き違いなどがあるけれど、それを乗り越える強さ、絆をしっかりとみました。


    なんというかBL作品でも恋愛作品でもなく、純文学作品ですね。
    漫画という文化を娯楽からもっと別の次元として展開させてゆくことの出来る、そんな作家様の一人であると感じています。


    あと、妄想大魔王(笑)、ハラセン…
    やっぱりどうしても大好きです
  • エッチなお茶会

    とやま十成

    エッチな香り
    2010年7月9日
    何気に擬人化(笑)。
    2話まではダージリン×アッサム。

    ダージリンはアッサムと良い仲になるまえは、セイロンに心酔してて彼の下僕として倒錯したエッチしてたら素敵だと思う(妄想)

    あと次の配信はキーマン×セイロンかな。
    あのプライド高く超Sっ気のあるセイロンが、キーマンに激しく喘がされてる姿は素敵だと思う(妄想)

    そんな妄想(笑)したくなるくらい、魅力あるキャラでした
  • SWEET~彼の甘い甘い味~

    みなみ遥

    クリーム泡立てて
    2010年7月9日
    やん
    やっぱりクリームプレイがあったけど、そこはホテル支配人だけあってどこか上品

    みなみさまのエッチは濃すぎず薄すぎず、イイカンジにトロけててエッチだわぁ


    「スイーツ好きのユウシ、ホテル支配人に枕営業を迫られて、嫌がりながらも感じまくりで、行為のあとには裏メニューのスイーツも食べられるとあって、実は楽しい日々満喫でしょう(笑)?!」な物語です(笑)

    実は最初三つ巴を期待していたんだけどね、違いました(笑)。
  • 僕は鳥になりたい

    西炯子

    短編集。
    2010年7月4日
    かなり雰囲気の異なる作品の短編集です。
    同じ作家さまが描いているという事実がまた面白いです


    「エスケープ」
    脱走する少年。
    試し読みだけでも、鬱積した感情を目だけで語っています。超短編なのに感情の追い方がすごい。

    「欲望という名の自転車」
    嶽野シリーズのタケノが登場します。
    タケノくんは超暴力的男子の漫画家と友達で、毎日ボカスカ殴られ罵倒されながら(笑)仲良くしてます可愛い女の子、ウサミさんはやはり可愛い

    「家の光」
    小さな宇宙船に乗った、ちびっこい家族。
    地球に不時着したところを少年が発見し、少年のお宅でご厄介に…(笑)。
    すべてが笑いになってしまう小さな家族の大きな愛(笑)

    「僕は鳥になりたい」
    表題作品。
    エスケープとどこか通ずる雰囲気もあります。優しさとやるせなさと切なさ。想いを語る「目(視線)」、そして映る象徴的な「鳥」。
    ひとりの少年は少女に出会い、ふたりはまたひとりの少年に出会う。三人の若者の、三角関係とは無縁のようなひっそりした関係。
    焦燥感、諦めや希望、プライドやひたむきさ。幾つもの小さな感情がたくさんあって、一つの願いになるような…。
    タイトルのイメージ通りの作品。
    海辺のシーンは美しくも切ないです。
  • 翡翠のためいき

    甘野有記

    作品に、ためいき
    2010年7月1日
    お屋敷に仕える神秘的で麗しい李悠。
    彼をかたわらにおき、愛で慈しむ若き当主の優しいリチャード…。

    設定だけなら萌えるのに(笑)、李悠の気が強かったり、リチャードが変人な小説家だったり、いろいろ笑わせてもくれます。

    ふたりのまわりでは何かしらの緊迫するような事件も絶えずありますが、そんな中で、拗ねたり怒ったりする李悠となだめたり迫ったりするリチャードが可愛らしく魅力的でもあったり

    シリアスなテーマでありながら、、ほっと心に優しい気持ちが残る作品にさせるのはさすが甘野さまのお力のなせる技。
    魅力的な作品です
  • 花くずし・改

    みなみ恵夢

    タコ坊主
    2010年7月1日
    坊主、ではありませんが…(笑)。

    江戸時代のお話し。
    忍者には下忍と上忍がいて、密命を受けては人も殺す。
    下忍のうちの一人は性技によって人を殺める技と術とを身に付けている。

    で、殺める相手が麗しくもへったくれもないタコ坊主のオヤジで(笑)。こんな麗しい登場人物満載で、濡れ場はタコ坊主とのシーンが一番多い(笑)!!そしてエロい~(笑)
    作者さまのSっぷりも伝わるような…(笑)!!

    物語はシリアスで妖しい雰囲気だけど、身分差CPもいたりして恋愛モノとして楽しめました
    絵も綺麗

  • ラブプリズム

    東城麻美

    未完の作品。
    2010年6月21日
    作家急逝のため本作品は未完…、とのこと。
    ラブプリズムの2巻はあるかしら、と探してから気づいて、びっくりいたしました。

    兄弟禁忌モノ、痛みを伴うモノも好きなので随所に描かれた濃いエロもでした。

    兄に執拗な想いを寄せる院内の同僚マカベを兄は利用し、弟をさらに淫らに犯し弟の罪悪感を深め、堕ちるところまで一緒に堕ちるでしょう。
    ヒラク(弟)を、同級生のオリタは救えるのか、それとも「こっちがわ」の世界に二人は堕ちてゆくのか…。
    個人的には救おうとして、なし崩しに淫らに堕ちていって欲しいですけど…(笑)。最後には何らかのカタチで救いがあることを信じています。

    作家様に敬意を込めて。
    ご冥福をお祈りしております。
  • ロープマン

    わたなべあじあ

    緊縛シーン「0コマ」
    2010年6月9日
    「ロープマン」なのに、まさかの緊縛シーン無し(笑)。
    全て黒塗り。
    白ぼかしですらない(笑)。

    皆さまのレビューを拝見していましたが、や、まさかここまでとは(笑)。
    修正過剰を知らずにロープマンを読んだ方はかなり驚かれたであろうとお察ししますが、心構えさせていただけたので、ある意味、修正具合を面白がりました(笑)。


    過剰修正ながらも、キャラは魅力的だし、ちょっと笑えるストーリーも面白いし、緊縛プレイも(物語の流れで)伝わるし、エロさも伝わりました

    見えない部分は妄想力でカバー(笑)

    ロープマン以外の短編作品も魅力的だったので、☆4つです。
  • 17才の密かな欲情

    高久尚子

    ピアノ教師と子犬
    2010年6月9日
    本能のままに強引な高校教師、タカムラ。
    快感に弱く快楽に貪欲な生徒、アサオ。

    半ば無理矢理に体を繋げる事で、アサオの気を惹きたいタカムラ。
    快楽に溺れる従順な体とは裏腹に、アサオのその心はどこにあるのか…。


    「17歳」と「17歳」のふたり。
    淫らな行為すらも純粋で、まっすぐ。
    「欲情」は「情」、がなくてはならないのです。
    ふたりの心と体と思い出を繋ぐ「情」にほろりとするシーンも。

    衝動的な欲情に身を任せるようで、不思議とあたたかな物語。
    オススメです
  • 卒業生-冬-

    中村明日美子

    「同級生」の続き①
    2010年6月9日
    そうです、続きです

    佐条くんと草壁くん。
    弾ける炭酸レモンの青春から、甘めなホットココアの季節到来です

    ハラセンがまたいー具合に絡んで絡んで、やっぱり絡んでくるので(笑)、そこもまたみどころです。

    新たな展開がありつつ、惹き付けられつつも、胸キュンはデフォルトなシリーズですね(笑)。


    若さゆえの、素直で屈託のない素晴らしい青春を謳歌する彼ら。
    またしても憧憬を抱きました。
    シリーズ通して、名作です
  • セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY

    橘紅緒/宝井理人

    ついに、週末…!!
    2010年5月23日
    完結編です。
    7日間が終わります。

    お互いに惹かれ合っているし、きっとハッピーエンドでしょ…?
    なのに、気持ちが重ならない。
    衝動的なキスを信じたい…。


    「2日間」
    この単語に込められたなんとも言い難い心情。
    心を衝かれるように一瞬で感情が押し寄せ、涙が出ました。
    この作品には、何度か、そんな泣かされ方をさせられました。

    優しいようで、緊張感のある作品でした。常にどこか緊張感のある時間の流れを感じる作品でした。
    とても大好きな作品になりました。

    原作が魅力的なのはもちろん、原作の魅力を漫画としてこれ以上なく素晴らしい魅力で表現し切っているのではないかしら、と思いました。
  • セブンデイズ MONDAY→THURSDAY

    橘紅緒/宝井理人

    話題と想像を超えて
    2010年5月22日
    話題と想像をはるかにはるかに超えて、良い作品でした。

    作品のあらすじも、正直ピンとこなかったから、一体どんな部分が評価されているのかなぁ、と長い間気になっていました。
    あらすじから物語はだいたいわかるけど、更なるネタバレを懸念してレビューを読まず、思いきって(笑)パックを。

    絵柄も物語も読み進めるほど魅力がますばかり。
    でも、劇的な何かはない。
    日常の学生生活の中、人との微妙な距離感、ささいな心の揺れ、表情。
    その一瞬(ヒトコマ)の、仕草や言葉に、鋭く心を衝かれて。
    涙がぽろりとでてしまった自分にびっくりしています。

    こんな作品に出逢えるなんて素晴らしいことです。
  • 月光ゲーム

    有栖川有栖/鈴木有布子

    本格推理&サスペンス
    2010年5月22日
    ほわんとしてるけど、実はスピリチュアルな物語かなー、と。

    でも実際はまさかの本格推理&サスペンス&ミステリーでした。
    絵柄が可愛らしいのと魅力的なキャラのおかげで、怖さが少ないです…、と思うくらいの本当にしっかりサスペンス!!

    ネタバレするのであまり書きませんが(笑)、とても面白かったです!!!
  • 戦国武将BL 織田信長×九鬼嘉隆

    周司狼

    短編ながらも…
    2010年5月22日
    人々のしがらみや想いが伝わりました
    2話の配信だし、ひたすらエロ中心かと思っていましたが、物語も楽しめました。

    あ、もちろんエロも(笑)
    恥ずかしがって、顔を隠すシーンが好きです

    絵柄も魅力的で楽しめました
  • 君は僕の全てを知っている

    藤巻ヒサロフ

    かっ…可愛い…
    2010年5月11日
    激しく可愛いです(笑)

    幼なじみのふたりのちょっとしたイザコザと駆け引きあり(?!)の小さな小さな恋物語です

    「よくある感じのハナシ」とかたずけてしまえばそうなるのに、どうしてもそうならない。

    それは絵柄はもちろんキャラも言い様もなく可愛いし、何よりストーリーを運ぶテンポが軽快で読むことが楽しいから…?!!

    でもまさかこんなにツボってしまうとは…、ってくらい可愛いです(笑)
    本当にとても楽しく拝読させていただきました
  • ここはグリーン・ウッド

    那州雪絵

    「やおい」です(笑)!
    2010年4月30日
    「悪党の巣(グリーンウッド)」へようこそ!!

    この作品は寮生活をしている、蓮川、如月、池田、忍先輩を中心として物語が展開する「かなり面白い学園」モノです。

    めちゃくちゃ良い意味で、いわゆる「やおい」かもです。
    →やまなし、おちなし、いみなし
    なんというか、「キャラが好き勝手に動き回ってしまって、ギャグのようなシリアスのようなBLのような物語が描けました。」みたいな。
    まさに自由奔放、天真爛漫、天衣無縫の作品
    キャラ達のその魅力にいつの間にか惹き込まれてしまいます

    男の子キャラが魅力的なのはもちろん、時々登場する女の子キャラがかなりの存在感です!!
    特に、幻想好きのまるあちゃんと忍先輩の変態お姉さんが大好きです(笑)
  • 楽園のぺット

    わたなべあじあ

    honeycomb…☆5
    2010年4月18日
    絵柄が可愛いくて、パックで購入期待通りにとてもエッチで(笑)、可愛いくて笑いありの学園モノの短編たち
    ☆4のかなりのオススメ作品です

    ただ、「honeycomb child」だけは、かなり異色です。でもすごく、お気に入りの作品となりました。
    本来はこういうシリアスでダークな作品も描けば描けるけれど、普段はそうでない作品を読者に提供して下さっているのかもしれません…、と、これはかなり勝手な想像ですが…

    物語はかなりドラマチック。一言で言うなら、耽美。
    義父と似ていない双子と少女のような美少年、4人の淫らな愛憎を描いています。
    ちょっとネタバレですが、少年は義父を愛していてセックスしたいけれど、してくれないので学校の先輩や義父にそっくりな双子の片割れと日々セックスします。義父を想い、また義父の身代わりとなり、愛欲に溺れる二人…。
    そしてもう一人の片割れと義父との関係とは…。
    鏡のように体を重ね、複雑に絡む感情と交錯する快楽を描いたシーンが最高に魅力的でした。毒にしびれながらも、蜜にまみれた甘美な世界を堪能しました。
    ☆5コです。
  • 明日、雨は降らない

    広川和穂

    大きい愛、つよい愛。
    2010年3月22日
    広川和穂さま
    シーモアさんで初めて知った作家様ですが、配信作品の全てが、とても魅力的です。

    みどころにあるように、ハルはシュウヘイとかなり、してます。(ちなみにエロの描写はとても色っぽくて綺麗でエロくて、もう大好きです・笑)
    シュウヘイは「はる、可愛い」と言いながら、いとおしそうにハルと体をつなげます。
    シュウヘイの心に、ハルはいないのに…。

    「明日、雨は降らない」
    このタイトル、信じていいんだよね?!
    もしかして「降らない」だけで「晴れ」ないの…?!


    まだ大学生の彼らの危うい行為、危うい心。丁寧に、表情と言葉で綴られ、大事に大切に創られた作品だと思います。
    そうして「恋」ではなく「愛」を表現されていると思います。
    「愛」という言葉を使わずに。

    最後の一話は番外編。
    ハルのバイト先の先輩、イシクラが勤め先の店長に出会った頃の物語。
    読者のわたしが、まさか最後の最後に男前のオネエ店長に本気で泣かされるとは…(笑)!!って感じでした。
    いや、真摯な真実の言葉です。

    ぜひともパックをお勧めいたします!!
  • どうしても触れたくない

    ヨネダコウ

    祈りたくなる作品
    2010年3月22日
    苦しくて苦しくて、切なすぎて…。
    この想いは報われるのか。
    どうかどうかシマの心が報われますように…

    泣きぼくろ美人のゲイのシマ、ノンケのトガワ。同じ会社の新人と上司。
    自分の気持ちをセーブできずにトガワに惹かれるシマ。そんな感情を表に出さないようにするシマを、面白がってちょっかいをだすトガワ…。

    もう何度となく読んでいますが、この部分だけで切なくてたまらない気持ちにさせられます。
    感情移入し過ぎなほど、感情移入させられてしまうのです。

    これから読む方々にとっても「出逢えて良かった…!」と思っていただける最高の作品となることでしょう


    BLの世界にハマったのは、ヨネダ様の作品を知ったから。BL作家様ではヨネダ様が別格にダントツで大好きです

    2009年から2010年現在、活動を休止しておりますが、再開がとてもとても待ち遠しいです。
    これからもずっとヨネダ様の素晴らしい作品を読み続けたいです。
  • 赤の原遊戯

    茶屋町勝呂

    凄い、凄み
    2010年3月20日
    素晴らしい作品。
    このような作品が世にあったんですね…。


    ナチス政権下における若き青年将校達の思想、いびつな愛情、生き様を語った物語。
    彼らの、それぞれの心の深部にある感情。相手に届きそうにみえても、決して交わることなく、いつも僅差ですれ違う…。


    緊迫した時代における、押さえつけられた感情。その爆発寸前の緊張感や憤りが大変見事に表現されていると思います。大長編を読んだような深みと重みがあります。凄いです。

    単なるBLではないです。
    それらとは明らかに一線を画しています。
    ぜひ気合いを入れて読んでいただきたい作品です。
  • 赤い河

    門井はがち

    焦がれる人々。
    2010年3月18日
    レビューが良かったので、こちらの作品をパックで拝見しました。

    まさに秀逸な短編集で、たった一編の詩のようにさらりと読めて、なおかつ心に留まる叙情的な作品集でした。
    作品ごとのタイトルも作品ごとにぴったりあって、とてもセンスを感じます。

    絵柄も物語も華やかさはないけれど、逆に鋭く見せてくる、登場人物たちのやみくもなまでに熱い感情に、より引き寄せられました。

    はじめて知った作家様ですが、今後の作品も期待したいです。

    ちなみにタイトルの『赤い河』は「血脈」だろうと私も思いました。
  • ハレムでひとり

    星野リリィ

    なんてメルヘン…!!
    2010年3月11日
    絵本のようにメルヘンあふれる物語。
    そして可愛くてきれいで優しい…

    自分の心にいる少女がホロリと涙をこぼしてしまいます。

    そんなとってもピュアな物語です(*^_^*)


    ちなみに「潤む…」シリーズはピュアと見せかけて、めちゃエロです(笑)
  • ファインダーの虜囚 ~ファインダーの標的シリーズ(4)

    やまねあやの

    続く。。。
    2010年3月6日
    つ、続かないで~(T_T)
    待ちきれません~(T_T)

    もう本当に麗しきハードボイルド作品

    <香港編>
    香港を舞台にロシアと日本を巡る抗争が予感させられる。
    しかしフェイロンの部下という身近なところにも敵が…?!
    そんな中、感情のかたまりのように勢いのまま生きるタカバに、フェイロンの凝った心が密やかにとかされてゆく…。

    作品の展開は勢いがあり、また心情表現はとても繊細です。
    一度読み始めたら、惹き付けられずにはいられない作品です。
  • 恋の話がしたい

    ヤマシタトモコ

    泣く……っ!!!
    2010年3月6日
    読了後の今、タイトル見ただけでも泣けます。

    「恋の話がしたい」
    たった一言のつぶやきのようなタイトルに、こんなに感情が込められているなんて…!!

    このレビュー書きながら、思い出し泣きしています。

    恋のはじまり、交わすささいな言葉、メールのやりとり…。
    なんてことない行為の全てが、とても切なく、とてもいとおしいです。

    最高の一瞬の連続が、日常という日々。
    どうしようもなく心が震えるような幸せを感じる日々。

    読んでいるわたしという読者の心も震え、涙も(ハナミズも)止まらないのです。

  • ファインダーの隻翼 ~ファインダーの標的シリーズ(3)

    やまねあやの

    ハードボイルドエロ
    2010年2月11日
    シリーズ1~3まで2日間で一気に読みました!
    絵柄やデッサンも美しく、以前からかなり気になっていた作品。

    そして何より魅力的な作品展開、ハードボイルドな世界がもうたまりません!!
    日本のヤクザ者ではなく、世界に通じるマフィア…!男達のクールで硬派で美しい姿に心から惚れそうです。

    そして…!
    エロは甘くないはずなのに、ホント際どくて、かなりエロのエロシーン(笑)
    この作品はもう、いろいろ美味しいですね
  • 暴走カレシ

    サキラ

    男と男と体と男
    2009年12月13日
    カラーイラストと試し読みの展開がかなり気に入ってダウンロード。
    単純そうで、めちゃHっぽそうそして想像通りにめちゃH展開(笑)

    学園を中心に、イケメンはもちろん、ヤンキー、キレる男、柔な男達が登場。全然的に男臭さが漂って、そこがまた堪りません。
    傷と血と汗にまみれ、熱く乱れ縺れ合う彼らの姿にキュンキュンしまくりでした(笑)

    タイトルごとの短編としても読めますが、何気にリンクしているのでパックとしてもオススメです。
    是非、男達のアツい胸板に見惚れてくださいませ(笑)
  • 世界の中心で愛なんか叫べねーよ

    語シスコ

    えげつないのにピュア
    2009年11月9日
    腐女子のためではなく腐女性のためのBl、とも言うべきか。

    Blの最大のメルヘン要素(幻想とか胸キュンとか?)はほぼ全くなく、多々あるエロシーンもエロくない。エロというよりは、本当に本当に良い意味でえげつない、というか(笑)。リアル、というか。
    あ、絵は美しいしキョ○ブが出るわけではないですのでその点はご安心を(笑)。

    作品は圧倒的に面白いです。
    ハイセンスな作品でありつつも、一つ一つの展開に良い意味でクサみを感じられるようで面白いのだと思います。シリアスとギャグ要素のメリハリも絶妙、語り口調のテンポも最高です。

    パックして4~5つのCPの作品を堪能しました。タイトル通り、ちょっと斜に構えたような人々が登場。でも本当は彼らは猛烈に愛を叫びたいんです(笑)。そしてそのギャップが堪らなく萌えるというか(笑)

    読後感もすっきり気持ち良くて、どの作品もかなりお気に入りですが、ノンケのノリちゃんと見た目(だけ)女子で売りしてたゲイのレーちゃんの物語ではリアルに泣けちゃいました。「恋の門」

    タイトル毎に読めるので、ダウンロードを迷っている方は数話ずつからでもぜひぜひオススメいたします!!

  • 月の螺旋

    紫賀サヲリ

    淫欲に縛られた運命
    2009年10月30日
    旧家(?)に隠された数々の秘密。

    座敷の奥で眠り続ける少女、明かせないふたつめの名前、無意識に男を惑わす淫らな体…。

    耽美、というよりかなりエロ作品(笑)。
    華奢でカマトト風な16歳の主人公の脱いだときのギャップは見もの(笑)!!
    喘ぎまくりで美乳&巨乳(笑)!!

    運命と快楽に翻弄される主人公、そして運命の鍵を握る登場人物たち…。
    エロはもちろん、同時に物語の面白さを求める方にもかなりオススメ
    ポイントは40
  • ラブ×エロ

    神崎貴至

    ラブ×エロエロエロ
    2009年10月27日
    とにかくエロいんですけど(笑)
    作品がエロ中心に展開

    エッチに興味津々なドーテーくんのラブ&お戯れエッチ
    遊び慣れしたイケメンくんの駆け引きしまくりフェロモン&エロエロ攻撃

    でもホントはちょっと純愛?!な展開にもキュンとしてみたり


    あと登場人物にイケメンしか出てきません(笑)!場繋ぎ的な脇役がいない!
    とにかくいちゃいちゃエロエロ(笑)しまくりですが、片恋相手にラブな気持ちが高まる彼らをみていると、こちらまで精神的にめちゃくちゃ焦らされます

    ストーリーのテンポも良くて読後感もかなり気分良くて、かなり大満足でかなりオススメの作品です!!
    でも完結してなくて焦らされすぎてて、もどかしいです(笑)!!!
  • レンアイ・アラカルト!

    みなみ遥

    ムフフ
    2009年10月15日
    って感じですね(笑)。

    やっぱりみなみ様の作品は可愛いくって可愛いくってエッチ

    水もしたたるいい男…
    どんどん濡れてゆきます(笑)。
    お酒が体にかけられたりもして。
    シャワーシーンは特にお気に入り

    2つ(3つ?!)のCPのラブラブを楽しめました(*^_^*)
  • ため息の温度

    国枝彩香

    どうしよう!
    2009年10月13日
    切なすぎ……!!

    たとえ魅力的なエッチシーンが度々あってホッとするハッピーエンドをむかえても、心は満足感より切なさを占めていました。
    登場人物たちの心の痛み。
    なぜこんなに伝わるのか。

    そしてハッピーエンドのその先の展開を読者にゆだねますが、本当のハッピーエンドだからこそよけいに胸が苦しくなるのかなとも思いました。

    初めて拝読する作家様だったしタイトル毎の短編のため一話ずつダウンロードしてしまいましたが、是非ともパックをオススメします。

    イラストも物語も透明感があり綺麗で儚く見えるようで、実はとても力強く不思議な魅力を放つ作品群でした。
  • 同じ夜を眺めて

    鰐一堀リース

    むつかしい…(笑)。
    2009年10月9日
    鰐一掘リースさまの美しい絵も背徳感のある作風もとても大好きですが、こちらはちょっと難しくて何度か読み返しました。

    満月の一夜の物語。

    夜は全てを包み込むけれど、包み込まれた兄弟のそれぞれの想いや同じ夜を眺める時の、心と体の距離感はどんな?
    そして隠された(?)父と母の想いは?

    読み解けるようだけれど、もっと深く読みたいような。
    たった一話の作品だなんてもったいないテーマでした。
    鰐一掘リースさまの世界観が、最小の言葉と言葉(モノローグ)で、美しく語られていました。


    エッチは兄の弟攻めでしたが、兄は攻められたがっているようでもあり…?!
    度々さらりとエロティックなセリフが
    兄はMで受け、弟はSで攻め、いつかそんな関係になりそうな予感を感じるふたりでもありました(*^_^*)

    あ、でもエロエロ、という感じでもないので、BL的要素を求めるならオススメしませんのでご注意を(笑)。
  • di[e]ce-ダイス-

    咲木音穂/山本佳奈

    友を守る勇気。
    2009年10月2日
    試し読みがないので、絵柄が気になる方は是非ともまず1話ダウンロードを!!
    絵がとても上手いし、キャラがめちゃめちゃ可愛いです

    物語はハルキとカヅキ、顔がそっくりな二人の少年を中心に、誰の差し向けか分からないまま、突然リアルでゲームが開始されます。

    タイトルの『ダイス』とはチェスをプレイするボードのこと。
    ゲームはダイスと呼ばれ、学校をチェスボード、生徒達がコマに例えられ、戦いを強いられます。
    実はハルキとカヅキもコマの一つ。しかも「キング」。チェスにおいてキングといえば、倒すか倒されるか。
    二人は生き延びられるのか…?!!

    チェスの展開になぞらえた物語ですが、ルールを全く知らなくてもファンタジックなバトルものとして、また深い友情もの(ちょっとBL?!)としても楽しめます。

    とにかく魅力的で!!!
    今かなりハマッている作品です
    ただ残念なのは「完結していない」という点ですね(笑)。
  • 少女人形

    杉本ふぁりな

    リアルな少女。
    2009年9月26日
    少女人形1より2の方が断然良かったです。

    とても可愛いらしい絵柄ですが、作品はやはり暗めの物語。
    ですが、ラプンツェル、いばら姫…などお姫様が登場する物語をサブタイトルとしており、タイトル通りのロマンチックさも感じられます。

    まだ成長仕切っていない少女(少女人形)が周囲に流され翻弄される。その姿の淫らさや背徳感がとても魅力的でした。

  • きみがいなけりゃ息もできない

    円陣闇丸/榎田尤利

    ホットケーキ
    2009年9月23日
    もう最高です!!
    作品タイトルも秀逸です!!

    胸がキュキュッッと締め付けられました。
    後半部分は涙が止まらず、泣きっぱなしでした。

    まさに「メイプルシロップのようにほんのり甘く、とろけたバターのように少ししょっぱい」作品です

    本当にとても魅力的な作品。
    作品中に登場するルコちゃん先生の漫画作品とそのラストまでもが、目にみえるようでした。


    二木と東海林。お互いに作品とともに少しずつ成長しつつも、最後は「シロップ漬け」状態ニヤケちゃいました安心しましたよ(笑)


  • 恋愛薬局綺譚

    チロル

    フェティッシュな彼ら
    2009年9月19日
    無料お試しの「あの人」。
    本編へのつながりも良かったです(笑)!

    表題作は8話まで。
    タイトル毎の短編集。
    10話まで全て気に入りました

    「恋愛薬局綺譚」
    日本的なタイトルなのに舞台はフランス…!
    寄宿舎に住む男子学生達のフェティッシュな恋愛少女のように綺麗な男の子が抱く妄想、止まらない性癖…
    ありそうで、実は今までなかった作品?!

    「コトリの丘」
    こちらも舞台はフランスなのかな。浮世離れした男の子とカメラマンの青年の恋物語
    BLだけど外国の絵本のようにピュアで素敵な物語でした

    どちらの作品も、作者様の創り出すしっとりするような雰囲気が素敵でした(*^_^*)
    オススメです
  • オレだけを見て~放課後・初体験~

    田中ボール

    気を惹きたくて
    2009年9月10日
    前髪長め黒髪の眼鏡男子&金髪でタレ目のモテ男クン。
    この組み合わせってだけで、もうドキドキな何かがはじまる予感…!!

    引っ込み思案な優等生イズミを、迫まりまくってキスして振り回してる強引なサクラバが良かったです

  • 鉄コン筋クリート

    松本大洋

    ソコカラナニガミエル
    2009年9月3日
    重力とは無関係にソラとマチを駆けるシロとクロ。

    その姿を思うだけで、鳥肌がたち涙が出そうで。
    残酷な行為ですら目眩を感じるほど、純粋で。

    加速する焦燥感と深まりゆく純粋さに、憧憬を抱きたくなります。


    蹴り出す速度で何処までも行くのです、彼らは。

  • 幻月楼奇譚

    今市子

    幽玄の間、朧月夜。
    2009年8月31日
    吉原を舞台に、のほほん若旦那と彼の想い人のつれない与三郎が、なんだかんだと仲良く奇妙な事件に絡んできます。

    事件、とはいえ、今市子様の作り出す美しく幽玄で不可思議な世界…

    他にはないその設定だけでも面白いのですが、醸し出す雰囲気はやはり他にはない今市子様的な魅力です…!!
    少しの怖さもありつつ、ちょっと笑えるトコとかも☆

    存分に堪能させていただきました
  • 天国へ行けばいい

    円陣闇丸

    吸血鬼と狼男。
    2009年8月25日
    「時間を戻しましょう。地球人の有り余るエネルギーの源でもある、2種類の体液と引き換えに。」

    きっかけはそこから。
    ややコメディタッチではじまる物語ですが、本編はSFかファンタジーのような、でも随所でBL展開

    時を越えて救いたい人、想いを伝えたい人…。
    そして、今近くにいる人も大事で。

    円陣さまの美しい絵に、儚なさと力強さが混在する物語、その不安定さが魅力であるような不思議な世界観でした。
  • LOVE ブロッサム・ブルーミング A GO-GO

    広川和穂

    なんか、いい…!!
    2009年8月24日
    こういう作品、好きです
    絵も、特にふとした表情とか魅力的です

    「愛とセイギで夜が明ける」を気に入って、こちらの作品もダウンロードしました。
    あ、「愛とセイギ」はエロ満載ですが、こちらは全体的にエロ少なめです(笑)。

    収録作品はどれも一見、普通っぽい恋愛物語を描いています。
    でも「ありきたり」ではなく、ドキドキ感と緊張感もありつつ、心にじんわり広がる優しさがあるというか…。
    カラダのつながりより、思い遣りのある恋愛関係、心のつながりを大事に描く作家様だと思いました。


    前の方に倣い、あわせて2つのレビューを参考にさせていただきダウンロードしました☆
    そして、つい9~10話から読んじゃいましたが(笑)、配信作品は全て、作家様の想いを込めた魅力を感じられて、とても気に入っています。

    相手を無意識に振り回してるキャラもかなり好きです(笑)
  • 愛とセイギで夜が明ける

    広川和穂

    まさにセイギ(笑)
    2009年8月23日
    常に数人のセフレが絶えず、淫らな体を持つ、甘い蜜のように色っぽく香る綺麗なタカネ。
    そんなタカネを1週間かけて「愛とセイギと欲望と」で真っ正面から口説き倒す、男気溢れるマサヒロ。

    口説けたと思ったタカネはセフレの一人、タダノリの焦らすような甘いセイギが忘れられていなくて…。


    タカネは美しくて誰にも媚びず、どこか世間知らずで浮いた存在。まさに高嶺の花。
    そのくせ、お綺麗な彼のベッドでの乱れっぷりはセフレたちも放って置けなくて

    表題作1~9話はほぼしまくり…(笑)!
    でも、綺麗めなエロさなので、「もっと乱れ見せて…」とか思っちゃう始末(笑)。

    ただ、天真爛漫な?マサヒロのおかげで物語はエロだけでなく、心に優しい作品となっていますいや、ついエロ中心になりましたが、心に触れられる優しさが物語のメインか(笑)。

    サブタイトルも色っぽくて良いです

  • ネクラートホリック

    山葵マグロ

    現代の吸血鬼は女王様
    2009年8月22日
    「憎い」「殺してやる」。
    隠された心は「愛しい」「離れないで」。
    惹かれあっているはずなのに、サクヤの閉ざされた心とアツミを取り巻く環境が想いを告げることすら許さない。

    日本在住(笑)の吸血鬼サクヤと吸血鬼を狩るハンターのアツミ。
    彼らは「ネクラート」と「ダンピール」と呼ばれ、「殺さなければ殺される」関係。

    イラストから耽美系だと思ってパックしたら、かなり可愛くてギャグ的要素も(笑)。結ばれない切ない悲恋…、かつギャグ(笑)。でも、最後には心も身も、結ばれました

    ポーカーフェイスなアツミに対し、サクヤはアツミを想う自分自身の心がわからずに身悶える様子、恥ずかしがる様子にキュンときます
    欲を言えば、貪るような吸血シーンももっと見たかったし、ムッツリなふたりにもっとイチャついてほしかったな(笑)。
    日本の現代版吸血鬼という設定も新鮮で面白い作品でした☆
  • 2週間のアバンチュール

    中村明日美子

    瞳に映るは君の想いか
    2009年7月17日
    「ばら色の頬のころ」「Jの総て」「彼の左目」という年代となります。
    少年期から青年期へと3作品にわたり美しい物語が展開されます。
    どの作品も涙なくしては読めない作品です。ただ、他2作品を知らなくとも、わかる内容ですので、どうぞダウンロードしてみてください。


    表題作の「2週間」も、もう最高!
    幼い少女たちが過ごす2週間の夏休み。
    さすが!中村様の描く少女たちは魅力的!
    可愛いくて、好奇心旺盛で、ひどく残酷で…。
    そんな様子は「恐るべき子供たち」「悪童日記」をイメージさせられます。
    日本で、漫画で、こういった作品が読めることが、不思議というか奇跡に近いとさえ思います。あまりに美しく残酷で、言いようがないほど魅力的でした。


    「ヒメコちゃん」では、推定Eカップのコズエちゃんの寄せ乳、が見どころ(?!)です(笑)
  • ばら色の頬のころ

    中村明日美子

    それは、少年時代。
    2009年7月17日
    ドイツ。激動の時代を背景に、そこから隔離されたようにギムナジウムで日々を過ごす少年たち。
    しかし、そんな彼らにも戦争の影が忍び寄る。

    ルームメイトの美しいポールはある事件から徐々に心を蝕まれる。
    移ろうようで、強い心を持つモーガン。
    モーガンは乱れるポールに翻弄されつつも、彼を救いたいと願う。
    そばにいたいと願う。

    やりきれない気持ち、行き場のない想い、愛とわからずに愛を打ち明ける行為…。
    ふたりの様々な感情が入り乱れ、すべての感情はガラス細工のように美しく脆くはかなく、また同時に強く強くきらめいて見えるようでした。

    何もかも全てが美しく、何度でも繰り返し読んでいただきたい深い作品です。
  • イキガミ

    間瀬元朗

    圧倒的。
    2009年7月5日
    近未来の日本社会における、どこか奇妙な国家制度。
    その国家制度に翻弄されながら生き、あるいは自分を貫き命をうしなってゆく。

    気付くと、泣き泣き読んでいました。

    この作品を通して命の重さを考えさせられました、とは言いません。
    でも日常生活では見えるはずのなかった人の本心、心理を描いていて、心の脆さに悲しくなりつつも、その裏側に見つけられた偽りのない優しさにとても感動しました。

    ☆はもちろん5つです。
  • センチメントの季節

    榎本ナリコ

    名前のない感情
    2009年7月5日
    タイトル毎の短編集。

    まわりに馴染めなかったり、戸惑ったり、自分に自信もなくて。
    苦しくて、切なくて、でも欲深く、淫らな青春。

    文字通り淫らで、若い彼らにセックスは欠かせない。
    なのに、エロくない。
    すればするほど、胸がいたくなるような。
    快楽ではない行為、そして愛とも呼べない行為。

    彼らが過ごしているそんな曖昧な時間、きっと一瞬にも見える時間を「センチメントの季節」と呼んでいるのでは、と。

    なんとも言えない作品。
    だけれど、とても心に残る作品です。
  • イルミナシオン

    ヤマシタトモコ

    揺さぶられる
    2009年7月5日
    素晴らしい短編集。

    何故こうも文学作品のような雰囲気を漂わせているのか不思議です。

    こんなにも切なくて、美しい。
    たった短い一話なのに。
    作品・登場人物が放つ想いの強さや衝動や戸惑いは、そのまま自分自身の気持ちに共鳴し激しく心動かされます。

    ピースを繋ぎ合わせるように物語が展開する作品もあり、表現方法も魅力的でした。

    涙なくしては読めないイルミナシオン。
    すでにBLとかエロとか超えていると思っています。
    ゆっくりとした時間のなか、1人きりでゆっくりと読んでいただきたい作品です。
  • 百日の薔薇

    稲荷家房之介

    交錯する
    2009年7月2日

    目下荒れる戦地に、過去の美しい記憶が散りばめられる。
    薫るように美しくストイックなタキに、狂犬のようにクラウスは激しく迫る。

    以下、ネタバレ的感想。




    ふたりは過去に二度の運命的出逢いをし、現在に至っている。
    二度目の出逢い、成長したふたり。日々の戦火からタキを護るためクラウスは文字通りタキのナイトとなる。

    タキは自分からクラウスに触れても、クラウスから自分に触れる無礼を許さない。
    ベッドの上でカラダを蹂躙されても、鳴き声もあげず心も許さない。

    「先に欲しがったのは、お前だ。」クラウスの悲痛な叫びに、「許せ…」としか答えられないタキ。

    多くを語らないタキ。
    夢のように美しい思い出と、彼らを取り巻く人々によって、タキの心が見えてくる…。


    読んでいて、もう何度胸が苦しくなったことか!!

    戦場では冷静な姿を見せ、ベッドでは欲情に翻弄される。
    愛を愛として伝えることの叶わない時代の、美しく切なく、このうえなく淫らな作品でした。

    今年の配信作品、今のところダントツ1位の超お気に入り作品です!!!

  • おたんこナース

    佐々木倫子/小林光恵

    「臥薪嘗胆」
    2009年6月23日
    いやも~、笑えます!!

    こんなナースがいたら、毎日毎日、なんでもないことが新鮮でめちゃ楽しい病院ライフ!!

    しかしナース、しかし病院。
    人に関わる仕事です、体はもちろん、心に触れる仕事でもあるのです。
    笑える一方で、読んでいて思わず涙が出ることもしばしばありました。

    元ナースという、原作者の書籍も何冊か拝見しています。
    とても魅力的な物語です。
  • 刺青の男

    阿仁谷ユイジ

    刺青とプリンの男
    2009年6月20日
    ヤクザモノ「刺青の男」~
    学園モノ「はるのこい」~
    の2作品。

    試し読みしてピンとくる感じでパックしました。

    ヤクザモノはオムニバスというか、一見、タイトル毎に読み切りです。笑えたり、可愛らしかったり、切なかったり…。
    でも最後には一つの作品として全てが繋がります。

    学園モノ?!
    というか、ホラー(笑)?!
    なんだろう(笑)。
    好きな同級生が実態のない姿でいきなり枕元に現れ、思わずエッチな事をしちゃうっていう…

    どちらの作品も意外とありそうで、実際、他にはない感じの、不思議な魅力を放つ作品でした。
    この方の、他の作品も読みたいと思いました。
  • 俎上の鯉は二度跳ねる

    水城せとな

    くるおしくいとおしく
    2009年6月5日
    最っ高!!!
    きました!!!
    恭一&今ヶ瀬シリーズ!!!

    今ヶ瀬に好かれて愛されて、でもいっつもフラフラ優柔不断な恭一にムカついてムカついて…(笑)!!!

    今回も怒りMAX!!!
    かと思えば、様子が違う…?!
    ああ、そうだ、たまきちゃん。
    今は社内恋愛してて、可愛いお嬢さんと真剣なお付き合いしてたんだ…。


    先を知りたいようで知りたくなくて。
    恭一がたまきちゃんと幸せそうにすればするほど、今ヶ瀬が哀しみに沈む姿を想像してこちらまで切なくなって。


    本当に苦しい苦しい切なさでした。
    彼らの、予想のつかない行動、裏腹な言葉、衝動的な行為…。

    少しの間も、彼らから目が離せずに、見守るように作品を読んでいました。

    本当に素晴らしい作品です。
    BLではなく、まさに純愛作品だと思います。
    どうかたくさんの方に、彼らの感情に触れてほしいです。
  • 座敷女

    望月峯太郎

    日常に潜む…
    2009年5月31日
    「好みのタイプの女の子、ルミちゃんスマイル子だな」と言ってる男子に借りて読みました。

    ルミちゃん、可愛い…とか、そういう話し…じゃなくない?!!


    言い様のない緊張感、追い詰められる恐怖、理由のわからない狂気。

    是非、主人公とともに、追い詰められる不可解な状況に悩まされてください。

    私にとってはあまり夜に読みたくない作品です。しかし、この作品で望月氏にハマりました。

  • kissing

    佐々木禎子/高久尚子

    画像に惹かれて
    2009年5月24日
    登場人物がとにかく可愛いくて、魅力的!!

    カラーイラストが可愛いくて、お試しのつもりで一話ダウンロード。でも全部読んでしまいました。

    親友だと思っていた幼なじみは、自分を親友ではなくてそれ以上の存在として見ていた。
    相手に押されると引いてしまって、でも引かれた時には押すことも出来ず…。

    なんてことない物語、なんてことない会話、なんてことない表情…。
    なのにすごく惹きつけられて、彼らから目が離せず、不思議と愛しくなる魅力がありました。

    エッチもあったけど、エッチはなくてもいいかもしれません。
    ふたりの関係はふたりが一緒にいるだけで強く強く結ばれているのがわかりましたから
  • バカ姉弟

    安達哲

    バカ?! 天才?!!
    2009年5月21日

    絵が非常に上手い。背景など、設定となる舞台の描写が上手すぎる!!
    なのに、ご姉弟が2等身というギャップが超シュール(笑)!!

    ふたりを取り巻き、一作品毎に笑いで吹き出しつつも、ホロリとさせられたり、温かい気持ちにもさせられます。

    「めっちゃ笑えて実は心に優しい」という不思議な作品です。

    町内の人々に愛され、お爺さんお婆さんには「神の子ら」として愛されるご姉弟に、是非とも会ってみてください!!

  • 吉祥天女

    吉田秋生

    女はね、血なんか怖く
    2009年2月13日
    小さい夜の子と書いて、小夜子。

    まさに天女のように美しい容姿だが、美しい小夜子を中心とし、その周りではいつも何かしらの不可解な事件が起こる。
    血生臭く、死臭が漂うような。

    それは「彼女の魅力にとり憑かれた男は死ぬっきゃない」から(笑)。
    私も彼女の魅力に参りましたが、女だったのでおかげで命拾いしました(笑)。

    彼女と彼女の生い立ちと家柄と、女の性、男の性を巡る耽美で少しグロテスクな作品。

    漫画作品というより文学作品のような魅力で、とてもお勧めです!!
  • ラヴァーズ・キス

    吉田秋生

    青い海と空と心
    2009年2月13日
    何気ない日常の会話や心のやりとりを恋愛なんかを通して、魅力的な青春物語として描いています。

    登場人物毎の短編集を読んでいるつもりが、いつの間にか一編の作品を読んでいます。

    登場人物達の感情とともに海の音や駅や海岸の景色が見えてくるようです。

    この作品はひっそり大事にしたいような、そんな風に大好きな作品です。
  • 非常階段で逢いましょう

    村上左知

    非常階段でネコと逢う
    2009年2月10日

    動物と人間のネコに。


    恋人同士というよりセフレの二人と恋愛にウブな青年の、微妙なバランスの三角関係。

    絵が綺麗だし、可愛らしい物語で楽しめました☆

    欲を言えば、四角関係ならあぶれる人がいなかったのにな、なんて。

    この先、彼にも幸せがきますように!!

    いいね
    0件
  • 青春男子手芸クラブ

    天城れの

    エロというよりエッチ
    2009年2月10日
    まさにエッチって感じですね(笑)!!
    とにかくはっちゃけてて可愛いくって、そして絵の美しさとエッチ加減がなんとも絶妙…

    エッチ連発ですが(笑)、「ああ、青春BL読んでるなぁ」って感じです。


    なにより手芸クラブ部長の美しき貴公子、クロエのツンデレSっぷりがたまりません。
    新入部員のマツダくんとは間もなくCPになり、ふたりは愛を深めて行きます…

    番外編の「極甘」も気に入ってます

    素直に楽しく楽しめて、エッチも堪能
    かなり魅力的なオススメBL作品です!!
  • Vassalord.

    黒乃奈々絵

    こ、これはっ?!!
    2009年2月9日
    もしや大作の予感…!!!


    テーマは中世のヨーロッパ的、「バンパイア」。
    しかし舞台は近未来か。

    タイトルの「ヴァッサロード」がキーワードの様に物語に織り込まれてきます。
    ストーリーも構造が深く、先の展開も全く想像が出来ず、その面白さに惹き込まれます。

    パックしないままに、気付いたら20話まで読んでしまいました。
    早く続きが読みたいです!!


    あと、やっぱ吸血のシーンはエロチックで良いですね(笑)。
  • 災厄のてびき

    草間さかえ

    ギャップ
    2009年2月8日
    カラーイラストと立ち読みの絵柄のギャップが(笑)!!
    最初、読もうか迷ったけど、レビューが良かったのでパックしました。


    独特な絵柄と不思議なテンポで日常にひそむ倒錯的な世界観を描いており、興味深い作家様でした。

    個人的には「ピンナップ・スタア」がとても好きです。
    「嫌」と言いながらも自分の兄に無理矢理体を攻められる自分の憧れの同級生。
    そんな様子をこっそり覗き見る自分…。
    結末はとても切なくて、ほろりとさせていただきました。


    短編集だし、独特な絵柄だけどとても丁寧で構図や視点も面白くて楽しめました☆
    途中、物語に入り込む頃にはギャップは気になりませんでした(笑)!!
  • 同級生(中村明日美子)

    中村明日美子

    初キスは炭酸レモン味
    2009年1月21日
    まさかこんな爽やかなBL青春物語を描かれるとは!!!

    初めての恋の、恋に手探りなふたりの物語。

    自分の心にもピュアなトコロがあったよな、と思い出したりしました。

    ここで語れることは少ないけれど、もし読まれたらたくさんの想いが胸に募るはずです。
  • 鶏肉倶楽部

    中村明日美子

    秀逸な短編集
    2009年1月21日
    タイトル毎の短編集になります。
    本当に初期の中村さまの作品となり、内容は様々。

    全体的にはサイケデリックで70年代っぽいイメージのする作品群です。
    絵というよりはストーリー的にエログロな印象もあります。
    最近発表されている作風とは通じているようでもあり、でも全く違うようでもあります。
    そのため、短編毎にダウンロードすることをオススメいたします。

    「マー様に捧ぐ」のマー様が実はやたら好きです。
  • Jの総て

    中村明日美子

    Jを語る
    2009年1月17日
    「マリリンのように美しくマリリンのように男達を誘惑したい。」
    そんなJの半生。


    Jの物語は全寮制の学生時代からはじまる。
    少女ではなく女の心を持つJは魅惑的な外見で淫らな素行を繰り返す。
    何にも捕らわれず奔放な姿は、逆に、すがる何かを探してさ迷っているよう。


    Jの強いようなの儚いような、その存在のアンバランスさに惹きつけられ、きっと物語の最後まで魅せ続けてくれます。


  • コぺルニクスの呼吸

    中村明日美子

    銀河のサーカス
    2009年1月16日
    満天の星空の下、歓喜と熱狂の渦の中、サーカスが繰り広げられる。

    少年トリノスはサーカスに、天使に、自分に、囚われている。
    囚われたまま、何からも抜け出すことをせず、半ば諦めたように自堕落な日々を繰り返す。

    そして唯一の救いでもあるかのように、一編の詩ような日記を暗唱している。

    サーカスの熱狂に皆が巻き込まれ、トリノスはさらに深みにはまっていく…。


    実は、結構エログロな表現もあるので、R15指定にしたいところ。
    けれども私はこの作品は、夜空の星のように輝いて見える素晴らしい物語だと思っています。
    この作品で中村さまにはまったほど。

    『同級生』とはイメージが全く違うので、購入の際は要注意を!!
  • フェイクファー

    やまがたさとみ

    思い出と友情の延長に
    2009年1月12日
    憧れのような友情のような。

    その先にあるのは「親友」という呼び名かそれとも「恋」と呼ばれる想いなのか。

    「明日の自分は今日の自分の続きで、もっと先の未来なんて考えられない。」
    そんな15歳の少年は同級生の久保に対しての想いも理由や名前をつけずに、ただ彼への想いが存在しているという事実だけを認める。

    まわりの環境も動き始め、自然に少年を気付かせ、少年をゆっくりとした成長へと導く。


    多くを語らない少年はゆらめくような危なげな気持ちを目で語り、心を垣間見せてくれました。

  • 千秋楽まで待って

    高倉知子

    エロもあるけど…。
    2008年12月21日
    人前で普通にベロ○ュウして生チ○ビを攻撃する社長にいたく感激しました(笑)!!

    歌舞伎役者の女形の美しい太夫。
    その美しさとツンデレキャラに焦らされる、押しの強いクールな社長。

    ベッドで太夫は従順にされ、社長はさらにオレ様に。
    焦らすようでも、結局太夫は社長の手のひらの上…。

    番外編なのか、幼い二人の出会い編みたいなストーリーは微笑ましかったです。

    あと、千秋楽シリーズ以外のストーリーもあるので、パックは作家買いになりますので、ご注意を!!

    体だけの関係のセイとカオル、物語のラストは優しかったです☆

    エロもしっかりあるけど、基本的に優しい作品を描く作家さまのようです。
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