君を愛した10年間【タテヨミ】
」のレビュー

君を愛した10年間【タテヨミ】

EUN/wuyiningsi

儚いすべてがここにあると言っても良い

ネタバレ
2021年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 彼のクズっぷりがひどい!捨てちゃえ!と思ってしまうのは我々が彼の事を何も良いトコロをなーんも知らないだけで、主人公は彼の良いトコロをちゃんと覚えている。代わりに、その心身への手酷い拷問のような仕打ちに我々以上に深く絶望している。それでも離れたくない信じたいと思ってしまうような人間だったのだろうな、主人公が愛した彼は。まさしく人が変わってしまったのかなぁ。浮気する奴は滅ぶと良い(過激派)
他の男が主人公へと好意を抱くのはよくある展開ではありましたが、その差し伸べた手は振り払われた。主人公が他人に救われたいと思っていないのかな、と思った。主人公を救うのは彼しかあり得ない。でも治療を受けることを決断した理由がどうもイマイチわからない……それも彼の為なのだとしたら、主人公どんだけなの……つら。
幸せになってほしいとは思うけれど、主人公の幸せはどう足掻いても罪深い浮気野郎(更生済み)の手で与えてもらうべきだし、それが望み薄なのであれば主人公はその存在をもって浮気野郎を地獄のどん底まで不幸に叩き落とすべきである(過激派)
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!