このレビューはネタバレを含みます▼
梅太郎さんの過去作品を巡る旅(笑)好きな〈社長シリーズ〉を最近再読レビューしたら、別の好きな〈千束シリーズ〉をまた読みたくなり、その流れでこちらも。
こちらは〈千束シリーズ〉に登場する(梶×哲CP)哲の高校時代の昔話にもなっています。
高校クラスメイトで、身勝手な親の犠牲になったDK二人。
転入生京介×声を失ったカナの話。
政治家の妾だった母を亡くし独りぼっちになった転入生京介。
家族に恵まれずトラウマから声を失った美形要(カナ) 。
筆談や身振りで明るくコミュニケーションを取るカナにたぶん一目惚れ。口笛が出来ないカナが、京介と必死に電話するシーンは胸キュン!!
京介の背景もなかなかだけどその上をいくカナの環境がキツく、
カナを救おうとするも権力者父達(実父と要継父)の前では所詮DK。オトナになる迄も高校卒業迄も待てず駆け落ちしか選択肢が無かった二人の胸アツ話◎
カナの表情にキュンキュン出来る好きな話。タイトルも素敵〜
この二人は後の哲sideの話『愛しのドクターコート』で幸せそうなカットあり(嬉)
小さい頃からカナが好きで異常な執着を抱くイトコの哲がね〜
あの家庭じゃ愛し方が分からないのも仕方がないと思える哲が心配になる話でもあります^^;後のシリーズではとても純粋で可愛いキャラなので、いじめっ子哲の貴重な姿良き◎
→哲は〈千束シリーズ〉医大生時代を経て、
スピン『愛しのドクターコート』