黒兎伯爵の溺愛求婚 獣人伯爵様は自称紳士な、武闘派兎さんでした
百門一新/春が野かおる
このレビューはネタバレを含みます▼
獣人シリーズの第三弾。
1作目の狼獣人のレオルドとカティがこちらに出てくるとレビューを見て購入。
こちらの方が面白かった。
黒兎の獣人アルフレッド×副業で刺繍業をしてるエミリア。
アルフレッドが見た目のクールさのわりにエミリアに一途に執着してあわよくば触れたい!みたいなのが可愛い。
エミリアも恋を知らない奥手でおてんばでやや鈍くて素直な子なので可愛らしい。
2人のデートの触れ合いがさりげなくエロくなっていくのもドキドキします。
レオルドとカティが出てくるのも嬉しかった。
でもなんで「出逢い〜婚約まで」で終わっちゃうんでしょう?
SSとかでもいいから結婚や初夜(仮に濡れ場が書きたくないのであればさらっと朝チュンでもいいから)まで入れて欲しかった。
どうやら獣人はみな情に厚く独占欲や執着心が人一倍あるみたいなので、愛されると幸せなんだろうな。
2人が幸せな家庭を築くまでが読みたかったです。
他の本にも出てくるのかもだけど、やや不完全燃焼で終わってしまったので他のものを読むかどうかはかなり迷います。
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