婚約者は、私の妹に恋をする
」のレビュー

婚約者は、私の妹に恋をする

はなぶさ/宵マチ

イリアの頑張りが報われなくて本当につらい

2021年7月11日
二巻までしか読んでいないと、主人公の婚約者と主人公の妹と主人公の家族及び使用人(主人公の母親は除く)とアルの幼馴染に非常に殺意が沸く。
そして何故か、主人公の環境に妙に共感を覚える。
頑張って何をやっても周囲から悪い方向に受け取られて悪い方向に勝手に話が進むとことか特に。(自分が彼女ほど健気な性格ではない自信はあるけど)
現時点での感想を一言で言うと・・・

イリアの妹、一遍生き地獄に落ちて、どんなに努力しても最愛の人からも周囲からも疎まれて絶望して死んでこい。

かな。
欲しいからって理由で兄弟姉妹の婚約者奪っていく女って、いくら美人で性格のいい天使や聖女でも、人として終わってる。
兄弟姉妹の婚約者奪えるなら、結婚後にもっと魅力的な既婚者見つけたら絶対そっちに走りそうだし、一度離婚した伴侶が再婚していても勝手に会って子作りして、自分はなんて可哀想なんだろうと周囲に涙ながらに訴えていそう。
それ、ただの小悪魔系の天然悪女だよ。
彼女が聖女に見える人間の目は、間違いなく節穴だ。
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