このレビューはネタバレを含みます▼
期間限定読み放題にて。母親に育児放棄され、ガスも電気も止められた部屋で身体を寄せ合うように生きてきた海理と翼久。子供の時に母親の暴力から自分を守る海理を助けたいと願っていた翼久は女性相手に身体を売って母からの送金と見せかけて兄に国立大学を卒業させます。社会人になった海理がイケメンの会社の先輩に押し倒されていたのを見た翼久は女だったら我慢できるけど男だったら俺でいいだろうと無理やり海理を．．．というお話でした。アレにピアスとか痛そ～ってのがありました。ストーリーは警察沙汰もあって大丈夫なん？ってハラハラ。結構目まぐるしい展開でお話に引き込まれました。ガチ兄弟ものを漁って読むのですが、設定から絆を強く感じさせるこのお話はとてもよかったです。書き下ろしの｢凪の夜｣もよかったです。
2014年8月。
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