イノセントを穢すキス【単行本版】
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イノセントを穢すキス【単行本版】

五月女えむ

愛憎だけど優しい愛の物語

ネタバレ
2021年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者様はサハラの黒鷲でファンになりました!作者様が描くファンタジーとても素敵ですね!愛憎劇だけどオンブラがシリウスを想う気持ちはとても純粋で優しく、オンブラの両親もシリウスとシリウスの母の事情を察しながらも逃がしてくれたのが伺えたように心優しい人達だったんだなと思いました。優しいオンブラが風貌が様変わりする程憎しみに苛まれて自分も死にたいと思うほど苦しんでたのが悲しい。シリウスもオンブラを忘れた訳ではなくオンブラ=リゲルと気づいた所は切なかった…その後想いが通じ合ったのに引き裂かれた所は涙が…だけどシリウスが本当に純粋で無垢だけど芯があって強く、オンブラがシリウスを光だと表現する所が素敵でした。ムートもヴィルもいい人だし、最後はシリウスとオンブラが仲良く暮らすことができて本当によかった!お互いが綺麗、カッコイイって思ってるのが可愛いし体格差があるからシリウスを膝抱っこしてるのとかも可愛い。すごく読み応えのある物語でした!ひたすらイチャイチャらぶらぶしてるところ短編でも良いから見たいな〜
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