東京卍リベンジャーズ
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東京卍リベンジャーズ

和久井健

ツッコミどころの多さは否めない

ネタバレ
2021年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 流行りに乗って読破。もっとタイムリープの利点を活かして情報や知恵を使って欲しかった思いやご都合展開にツッコミたくなるポイントは多々ありますが勢いでなんだかんだ最新刊まで読めてしまいました(笑)
序盤はタケミチくんの頼りなさ、頭の悪さにイライラしてしまって何度か挫折しかけましたが、ドラケン推しなので推し見たさに読み進めました。住宅地で大乱闘してるのになかなか警察が来ないとかツッコミは何度も入れましたが…
ナオトも頭がいい設定の割にあまり役立っていないような印象でした。死刑囚になったドラケンがなぜ殺人を犯したかなんてナオトは警察である立場上当然知ってるはずなのに何故か知らない風だったりとストーリーを読み進める上で邪魔になるツッコミどころが個人的に多かったです。
結果ただ勢いで過去に飛んで勢いでどうにかする、という展開が目立つ。
しかし黒龍編あたりからタケミチくんに主人公の風格みたいなものが生まれたように感じ、読むのが楽になりました。元カノが何度も殺されるループによって覚悟や度胸が備わってくるのは良かったです!
ただやっぱりツッコミどころは満載ですね…
黒龍編で「殺人はしない」と明言していたのでキサキに対して殺す以外にどういう方法で勝つのか楽しみでしたが、タケミチくんはあっさりキサキを「殺す」と言っちゃいますし…殺したい気持ちはわかりますが、主人公なので結果がどうあれ信念として貫くべき言動がブレるのはなんだかなあという感じです。
冷静に分析したら穴だらけなので深く考えずに勢いで読むのが良いと思います。推しキャラがいると読めてしまう不思議😊
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