このレビューはネタバレを含みます▼
結局、ものすごく気に入って、上下左右見て、はて?
メインは上下だよね、と内容全体を把握し直したくて見てたんですが、二人の見ている夢が心の根底の真実に見えて。
改めて目が行きました。
セ○サロイドだとか、機械だとか、研究だとか、煩わしい背景がありすぎて、しんどおは、聡夫くんから距離を取りますが、普通の欲もあって常識もある。としおくんは、仕方ないと思いつつも、実はセッ○スに非常識ではない。ただ頭をいじられてるので、感覚はどうしても欲に流され易い。ただそれだけで、愛情も人の情もあるから、本当の愛情ある行為を味あわせてあげたいなと。
しんどおは、かなりの時間をかけて、自分のとしおさんへの気持ちを確認しているから、4作後にでも、そのあたりに触れて欲しいな、と願います。
でないと、としおさんは、しんどおが、えっちなこと嫌いだ、と、自分のことも恋愛感情では好きではないと思ったままになりそうで。
しんどおも、するなら、きちんとしたいんですと言ってたし、4作後には、もうとしおさんも充分過ぎるほど大人なので、向き合ってあげていいのではないかなぁ。
淡く、一見恋愛に見えないですが、互いを理解しようとして、尊重して、愛情を注ぎ合っている。更には、相手がいれば自分も楽しい、相手の幸せを幸せと感じれる関係なので。
別に恋愛に身体がどうこうこだわりませんが、元々のとしおくんの設定を考えるなら、しんどおさんには、これは愛情の行為なのだと、伝えて欲しい気持ちです。