１話ごとに積もってゆく切ない想い

ネタバレ

2021年7月22日

このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の片恋・・・今のところは・・って感じですね。
それまでいつも一緒に居た大雅と直人の、進路が分かれるとき・・・大雅は大学進学、直人は専門学校へ・・そんな分岐点を前に感傷的になっている直人の心情が、じっくりと丁寧に描かれていて、だんだんカウントダウンしていく寂しくて切ない気持ちが読み手にも伝わってきます。元々離婚して母のいない家庭に育っている大雅が、小さい頃から描いている「楽しい家庭を築く」という夢・・・。それを知っているからこそ、余計に伝えられない直人の気持ちがホント辛い。
１話ごとのストーリーエンドが直人の心情で終わるのですが・・・毎回切ない気持ちで、まるでこの表紙の枯葉がどんどん積もっていくようでした。
気持ちを封印して一切会わずに過ごした４年・・・それなのに突然大雅に会ってしまい・・・と、お話しはまだまだ続きますが、ここからがもっとドラマチックになっていくのではないかな・・・続きが早く読みたくなります(^^

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lucky さん

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:::::::: さん

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