夜が終わるまで
」のレビュー

夜が終わるまで

西田ヒガシ

謎が謎を呼び・・・

ネタバレ
2021年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 検事日浦と、弁護士影山。
影山が日浦に想いを寄せていたけど、それは表だって云われず、ある日影山が暴行遺棄の被害者として、日浦が担当する事件になる。
影山を気になっていた日浦にとって、大切な友人が被害者として立件された事件を担当するのはかなり精神的にも不安がありつつ、何故遺 体が見つからないのかが拍車をかけていた。
たまに見る不思議な夢。影山に似ている弟・直人の存在にも更なる疑問が浮上して、それすら日浦にはわからない事だらけで、不安で淋しくて仕方ない状況。
結局犯人は実は・・・な展開に、ちょっとだけ疑問も残りつつ、結局弟は何だったんだろう?みたいな感じでした。
でも、無事影山を救えて会えて話す事が出来て、日浦はきっと自分の気持ちにも気がつけたんだと思うんですよね。
どんな風になろうとも、二人がお互いに大事なんだと気がつけてよかったと思いました。
日浦が泣いていたのは、自分の気持ちに嘘が着けなかったんですよね。
大変な思いをした影山も、日浦を本当に好きだと伝えていたし、きっと二人はこれから先も大丈夫なんだと思いました。
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