魔王軍最強の魔術師は人間だった(コミック)
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魔王軍最強の魔術師は人間だった(コミック)

アナジロ/羽田遼亮

画は綺麗ですが、主人公の性格が惜しい

ネタバレ
2021年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 画が綺麗で、設定も面白そうだったんですが、主人公の性格が浮世離れしていて、途中で読む気が無くなりました。主人公は、魔王軍の幹部に育てられたが実は人間で、人間だとバレるだけで処刑される設定なのに全く緊張感がなく、人間のメイドに正体がバレても泣き付かれて見逃し、自ら敵(人間)の街にメイド連れで斥候、騒ぎを起こした挙げ句、人間離れした魔法で倒し、攻め寄せる精鋭騎士団をあっさり撃退。で、「人間と共存する為に、死者は一人も出しません」って、本末転倒にも程があるでしょ(苦笑)共存する為には、魔王軍を主導する立場に出世するしかないのに、民間人ならまだしも、戦争中に敵軍を無事逃がす指揮官は、どんなに功績があっても信用面でアウトですよね。
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